飛躍を誓うE・ガルシア、今夏のジローナ移籍を回顧「バルサを離れるのは辛い。それでも…」

2023年9月21日(木)17時8分 サッカーキング

今夏のジローナ移籍劇を回顧したE・ガルシア [写真]=Getty Images

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 今夏の移籍市場でバルセロナからジローナにレンタル移籍加入したDFエリック・ガルシアが、新天地での決意を示した。20日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 2001年1月9日生まれのE・ガルシアは現在22歳。ミッドフィルダー顔負けのビルドアップ能力に『ラ・マシア』の香りを色濃く残すセンターバックは、2017年夏にバルセロナの下部組織からマンチェスター・シティの下部組織へと移籍すると、2018年12月にトップチームデビューを果たした。2021年夏には“古巣”バルセロナに復帰し、初年度は公式戦36試合に出場。しかし、その後は徐々にプレータイムが限られていき、今夏にジローナにレンタル移籍加入している。

 ラ・リーガ昇格1年目の昨シーズンに、スペクタクルなフットボールで飛躍を遂げたジローナに出場機会を求めたE・ガルシアは「もちろん、バルサを離れるのは辛い。僕は(トップチーム)3シーズン目で、ドレッシングルームには友達もいたからね。それでも、難しいことだけど、僕は一歩を踏み出さなければならなかった」と回顧。続けて「子供の頃から、ここと似たようなプレースタイルのチームでプレーできたのは幸運だった。ミチェル(監督)の助言は、僕がジローナを選んだ理由のひとつでもある。彼の哲学にとても共感しているよ」とスタイルの合致が決め手のひとつであることを明かした。

 18日に行われたラ・リーガ第5節グラナダ戦で、加入後初出場となったE・ガルシア。先発フル出場し、4−2の勝利に貢献した同選手は「グラナダ戦の前半は良かったけど、後半には改善点もあった。シーズンはとても長く、常に浮き沈みがあるからすべてがより複雑になるんだ。この好機を活かさないと」と語っている。

 今シーズンもミチェル監督が志向するポゼッションスタイルで、開幕5試合を4勝1分という滑り出しを見せているジローナ。現時点でレアル・マドリードとバルセロナを追従する1番手になるなど、“台風の目”となり得るジローナで、E・ガルシアも飛躍を遂げるのだろうか。

サッカーキング

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