アウディ、11月の富士スーパーGT×DTM特別交流戦に参戦する4名のドライバーを発表

2019年9月27日(金)20時1分 AUTOSPORT web

 9月27日、アウディスポーツは11月22〜24日に富士スピードウェイで開催される『スーパーGT×DTM特別交流戦』にアウディRS5 DTMで参戦する4チーム4名のドライバーを発表した。2019年のDTMチャンピオンを決めたレネ・ラストの参戦が決まったほか、ロイック・デュバル、ブノワ・トレルイエといった日本でもお馴染みのドライバーも参戦する。


 レクサス、ホンダ、ニッサンという3メーカー15台のGT500マシンと、3台のBMW M4 DTM、そして4台のアウディRS5 DTMが参戦し、長年に渡って車両規定統一に向けて話し合いが続けられてきたスーパーGTとDTMによる夢のレースが実現する『スーパーGT×DTM特別交流戦』。9月25日にはBMWがアレックス・ザナルディの参戦を発表したのに続き、アウディ勢もファンにとって驚きのドライバーラインアップを揃えてきた。


 まず、アウディスポーツ・チーム・ロズベルグから参戦することになったのは、二度のDTMチャンピオンにして、今季すでにタイトルを決めたレネ・ラストだ。


「僕はまだ日本に行ったことがない。でも、間違いなくクールなイベントになるだろうね」とラストはコメントした。


「富士はとても長いストレートがある。そして最終セクションはとてもテクニカルだ。タイヤのデグラデーションは興味深いものになるだろうね」とすでにシミュレーターをトライしているラストは語った。


 そして、アウディスポーツ・チーム・アプトスポーツラインから参戦するのは、2013年DTMチャンピオンのマイク・ロッケンフェラーだ。


「僕のキャリアで日本でのレースは初めてになるけれど、たくさんの日本についての素晴らしいことを聞いているし、ファンや文化についてもとても楽しみにしているよ」とロッケンフェラー。

スーパーGT×DTM特別交流戦に参戦するロイック・デュバルとマイク・ロッケンフェラー


■日本のファンにもお馴染みデュバルとトレルイエが参戦


 そして、アウディスポーツ・チーム・フェニックスからは、日本で長年キャリアを積んだロイック・デュバルが参戦することになった。


「長年素晴らしい時間を過ごした日本でふたたびレースをすることを楽しみにしているよ!」とデュバル。


「スーパーGTやスーパーフォーミュラで出会った、たくさんのファンのみんなに会えることをすごく楽しみにしているし、多くの人たちがDTMのマシンと僕たちドライバーに会いに来てくれると確信しているよ。11月の富士は天候が少しリスクだけれど、天気が味方してくれることを願っているよ」


 また4台目のマシンは、誰もが驚く組み合わせとなった。スーパーGT GT300クラスに参戦するアウディ・チーム・ヒトツヤマ、そしてアウディジャパンの支援を受け、ヒトツヤマと提携関係にあるWRTが参戦することになったのだ。そしてこれをドライブするのは、スーパーGTとスーパーフォーミュラでチャンピオン経験があるブノワ・トレルイエだ。


「富士でのレースは、僕の夢を叶えることになるよ!」とトレルイエは語った。


「僕のキャリアで最大の成功を収めた日本、そしてアウディが組み合わされるんだからね。この3年間、わずか数レースしか戦っておらず僕にとって簡単な時間ではなかったけれど、ベストを尽くしてWRT、アウディ、そして日本のファンを失望させないことを願っているよ!」

2018年のSGT富士でアウディ e-tron ビジョン グランツーリスモをドライブしたブノワ・トレルイエ


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