アロンソ「ノリスの貢献に感謝。苦しい週末、奇跡は期待していないが、諦めず入賞を目指す」:F1ロシアGP金曜

2018年9月29日(土)12時20分 AUTOSPORT web

 2018年F1ロシアGPの金曜、マクラーレンのフェルナンド・アロンソはフリー走行1回目は走行せず、2回目は17番手だった。アロンソはFP1ではリザーブドライバーのランド・ノリスにシートを譲り、FP2から走行を開始した。


 今週末チームはアロンソのルノーパワーユニットを交換、4基目のICE(エンジン)、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、3基目のエナジーストア、コントロールエレクトロニクスが導入された。これによりアロンソはペナルティを受け、グリッド後方に降格される。


 今回、レッドブル2台、トロロッソ・ホンダ2台もPU交換を行い、金曜時点で5人が後方グリッドに降格されることが決まっている。新パーツを搭載して早くコースに出た者に上位が与えられるという規則があるため、FP1でアロンソ車に乗ったノリスは、早々にピットレーン出口に並び、最初にコースイン、アロンソのために暫定16番グリッドを確保した。


■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=−/2=17番手
 このサーキットで苦しむだろうことは分かっていた。今日のパフォーマンスはほぼ予想していたとおりだ。だから今週末、エンジンコンポーネントを交換し、ペナルティを受けることにしたんだ。


 ここはモンツァやスパに続いて、パワー感度が高いサーキットだ。その手のサーキットで苦労することは予想がついている。この問題について理解したいと思っており、マシのドラッグを減らすため、いろいろなセットアップを試してきた。


 でもほんの1戦かそこらで奇跡を起こすことなどできない。だから今回は苦しい週末になるだろう。


 デグラデーションがかなり高そうだから、決勝に向けていい戦略を用意する必要がある。今回は予選はほとんど意味を持たない。それでもチェッカーフラッグを受ける時にポイント圏内に入っていることを目指したい。


 ランドには心からお礼を言う。彼はFP1がスタートするまで、ピットレーンで20分も並んで待ってくれたんだ。彼のおかげで決勝を多少いいグリッドからスタートできる。彼が今日してくれたことに本当に感謝している。


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