ガスリー、スーパーフォーミュラ最終戦への参戦は未定「SFタイトルのチャンスかF1か。選択が難しい」

2017年10月4日(水)8時31分 AUTOSPORT web

 マレーシアGPでF1デビューを果たしたピエール・ガスリーは、日本GP後のプランは決定しておらず、10月22日に自分が出場するのがスーパーフォーミュラ最終戦なのか、F1アメリカGPなのか定かではないと語っている。


 レッドブルのジュニアドライバーであるガスリーは、今年全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦し、最終戦を前にした現在、ドライバーズランキングでポイントリーダーから0.5点差の2位につけており、チャンピオンを狙える位置にいる。


 しかしレッドブルはマレーシアGPから「複数のグランプリ」においてダニール・クビアトの代わりにガスリーを乗せることを決定。ガスリーはマレーシアでF1デビューを果たした後、翌週末の日本GPにも出場予定だが、レッドブルはその後のプランを明らかにしていないという。


「タイトルは重要なものだ」とスーパーフォーミュラについてガスリーは語った。


「GP2選手権を制した後、(スーパーフォーミュラのタイトル獲得を)もちろん目指してきた。でも一方で、オースティンで(F1で)走れたら、それは素晴らしいことだ。(その週末に)どこで走るべきなのか分からないよ」


「F1で最終戦まで走れるなら、オースティンに行きたい。僕にとってF1は大きな目標だからね」


 カルロス・サインツJr.が2018年にルノーに移籍することが決定しているため、ガスリーが来年トロロッソに加入することはほぼ確実とみられているが、2018年のプランはまだ決定していないとガスリーは言う。


「彼ら(レッドブル)から今後のことはまだ聞いていない」とガスリー。 
「もちろん僕が決められるなら、とっくに来年の契約を結んでいるだろうけどね」 


 ガスリーはデビュー戦であるマレーシアで、予選では14位のサインツから0.156秒差で15位に続き、決勝は14位で完走を果たした。チームはガスリーはF1での初めての週末に素晴らしい仕事をしたと称賛している。


 ガスリーがスーパーフォーミュラに戻る場合、トロロッソはクビアトをレースシートに復帰させる見込みだ。


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