スペイン代表監督、ファンから批判殺到のピケを擁護「何も問題はない」
2017年10月4日(水)17時30分 サッカーキング
カタルーニャ州の独立の独立を支持する発言を繰り返し、これまでも一部のファンから批判の声が寄せられていたピケ。同選手は1日に実施されたカタルーニャ州の独立を問う選挙を前に自身のツイッターで『#投票しよう』とハッシュタグをつけ、カタルーニャ語で選挙への投票を促した。
ピケはその後、インタビューで相次ぐ批判に対し「問題があるならスペイン代表から引退する」と、2018 FIFAワールドカップロシアを前に代表から引退する可能性を示唆していた。
しかし、ロペテギ監督がこの発言に反応。同紙のインタビューで「ピケは私たちにとって何も問題はないよ。彼は優秀な選手だし、常にここで最大限の力を発揮してくれる。私たちは一緒にいるよ。彼の政治的見解によって批判されることもあるかもしれないが、私たちに対しては間違いなく非常に献身的であり、また、私たちを失望させることはないよ」と、ピケへの信頼を強調した。
「ピケはサッカー選手だし、私は監督だからサッカーの話をしなければならない。ワールドカップに向けての目標もある。サッカー界では誰一人としてサッカーを政治的手段に使うことはできない」
バルセロナ、エスパニョール、ジローナのリーグ離脱の可能性など、サッカー界に多大な影響を与えているカタルーニャ州の独立問題。今回の騒動はどのような収束を見せるのだろうか。