運命の日韓戦決定で高まる士気！ 韓国の至宝たちが“打倒・日本”を語る「絶対に負けてはいけない」【アジア大会】
2023年10月5日（木）17時0分 ココカラネクスト
日本とのファイナルに向け、士気を高める韓国の面々。(C)Getty Images
文字通りの大一番だ。
現地10月4日、中国・杭州で行われたアジア大会の男子サッカー準決勝で、韓国代表はチョン・ウヨン(シュツットガルト)の2ゴールでウズベキスタンに2-1で勝利。7日に実施される決勝は、香港代表を4-0で撃破した日本との“日韓戦”に決まった。
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韓国にとって3大会連続の金メダル、さらには兵役免除も懸かる重要な一戦だ。彼らの本気度は相当で、今大会のチームにはフランスの名門パリ・サンジェルマンに所属するイ・ガンインら4人の欧州組に加え、オーバーエージ（OA）枠もフル活用。この決勝進出は当然の結果とも言える。
迎える決勝の相手が宿敵の日本とあって、国内メディアの注目度も高まっている。韓国のニュースサイト『Newsis』は「決勝が日韓戦となり、プレッシャーが高まった。しかし、選手たちは内心、喜んでいるようだ」と指摘。さらに「選手たちの中には『むしろ日韓戦になればいい』という者もいた。彼らは日本との試合が動機付けになると感じている」と、大一番に対する母国代表のモチベーションの高さを伝えた。
無論、主力組は意気軒高だ。エースのイ・ガンインは試合後のインタビューで「今の自分のコンディションよりもチームの勝利が一番重要だ。次の試合も僕のプレー時間が何分だろうと、とにかく必ず勝って優勝したい」と強調。さらにベルギーの古豪ヘントに所属するホン・ヒョンソクは「次の日本戦が最後の試合だ。この試合で負けたら、今までやってきたことがすべて消えてなくなる」と訴え、打倒・日本を打ち出した。
「とにかく負けたら意味がない。それと日韓戦だけは絶対に負けてはいけないというのもわかっている。そのうえで金メダルだけを見つめていく」
並々ならぬ闘志を燃やしている韓国。この強敵に若きサムライたちはいかに立ち向かうか。“アジア王者”を決する決勝は、タフなゲームとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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