ハリル監督、新天地初陣は黒星…試合後には早速サポーターへ手を合わせる
2018年10月8日(月)7時57分 サッカーキング
フランス1部のナントは10月2日、同クラブの新監督に元日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチ氏が就任すると発表。契約期間は2020年6月までとしており、ハリルホジッチ氏は32年ぶりに古巣復帰していた。同氏は現役時代、1981年から86年までナントでプレーし、2度得点王になるなど輝かしい実績を残している。
今季開幕から苦戦し、降格圏に沈むナントはハリルホジッチ監督のもとで立て直しを目指したが、初陣は難しいものとなった。立ち上がりの5分で先制点を許すと、7分には追加点を決められて2点差。前半終盤にはPKでさらに得点を奪われてしまった。
3点を追うナントは1点を返したかったがゴールは遠く。0−3で敗れ、ハリルホジッチ監督は黒星発進を喫した。
試合終了直後、ハリルホジッチ監督は早速サポーターの元へ。日本代表監督時のワールドカップ・アジア最終予選のUAE戦後のように、勝利できなかったことに関してサポーターに向けて手を合わせた。
また、試合後の記者会見では次のようにコメントを残している。
「複雑な試合だったが、ボルドーという非常に良いチームを祝福しなければならない。7分で0−2となり難しかった。私たちはまだ多くの仕事をしてるが、後半には少し満足している」
「私たちはとても遅れをとっている。この状況から抜け出すために選手はよく戦ったと思うし、後半の彼らのプレーは好きだった。私はこのチームを将来的により良くする必要がある」