カワサキ、レース専用モデルのNinja ZX-6Rを特別販売。11月1日から受注開始

2019年10月10日(木)16時44分 AUTOSPORT web

 カワサキモータースジャパンは10月10日、レース専用モデルのNinja ZX-6Rを日本国内で特別発売すると発表。受注は2019年11月1日から開始となる。


 レース専用のニンジャZX-6Rは、国内ロードレースST600クラスのレース活性化を目的に導入される車両だ。ベースはアメリカ仕様のモデルで、エンジンは市販されているニンジャZX-6Rとは異なり、水冷4ストローク4気筒/DOHC4バルブの599ccを搭載する。

カワサキNinja ZX-6Rで全日本ロードレース選手権ST600クラスに参戦する奥田教介(Team MF & Kawasaki)


 車体はマスの集中化と軽量化が追求されており、フロントにはSHOWA(ショーワ)製ビッグピストンフロントフォーク(BPF)を標準で装備する。


 メーカー希望小売価格は94万6,000円(税込み)で、カラーはライムグリーンのみとなっている。なお、このニンジャZX-6Rはレース専用モデルのため、ナンバープレートの取得はできず、公道での走行は一切できない。


 車両は受注生産で受注期間は、第1次が2019年11月1日から11月18日までで、納品は2020年2月以降に順次行われる。第2次は2010年11月29日から12月16日で、こちらの納品は2019年3月以降となっている。


■Ninja ZX-6R (レース専用モデル)主要諸元




































































































































車名(通称名)Ninja ZX-6R
マーケットコードZX600RLF
全長×全幅×全高2,090mm×710mm×1,115mm
軸間距離1,400mm
最低地上高120mm
シート高815mm
キャスター/トレール24.0°/ 103mm
エンジン種類/弁方式水冷4ストローク4気筒/DOHC 4バルブ
総排気量599cm³
内径×行程/圧縮比67.0mm×42.5mm/ 13.3:1
最高出力NA
最大トルクNA
始動方式セルフスターター
点火方式バッテリ&コイル(トランジスタ点火)
潤滑方式ウェットサンプ
エンジンオイル容量3.6L
燃料供給方式フューエルインジェクション
トランスミッション形式常噛6段リターン
クラッチ形式湿式多板
ギヤ・レシオ1速 2.714 (38/14)
2速 2.200 (33/15)
3速 1.850 (37/20)
4速 1.600 (32/20)
5速 1.421 (27/19)
6速 1.300 (26/20)
一次減速比 / 二次減速比1.900(76/40)/2.688(43/16)
フレーム形式ダイヤモンド
懸架方式前 テレスコピック(倒立、インナーチューブ径41mm)
後 スイングアーム(ユニトラック)
ホイールトラベル前 120mm
後 134mm
タイヤサイズ前 120/70ZR17M/C (58W)
後 180/55ZR17M/C (73W)
ホイールサイズ前 17M/C×MT3.50
後 17M/C×MT5.50
ブレーキ形式前 デュアルディスク 300mm (外径)
後 シングルディスク 220mm (外径)
ステアリングアングル (左/右)27°/ 27°
車両重量191Kg
燃料タンク容量17L
乗車定員1名
カラーライムグリーン(GN1)


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