“デマ”を流したメディアにクルトワがメッセージ「責任を持つべきだ」

2019年10月11日(金)11時58分 サッカーキング

体調不良から回復したベルギー代表GKティボー・クルトワ [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリードに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワは、10月1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節のクラブ・ブルージュ戦で、体調不良により途中交代を強いられた。その交代理由を誤って報じたメディアに対し、同選手が言及した。スペイン紙『マルカ』が11日に報じている。

 事の発端は、この試合でハーフタイムに交代したクルトワに関して一部メディアから「精神的に不安定な状態になっていたため」との情報が出回った。クラブはこの事態を受け、試合後に「脱水症状を伴う急性胃腸炎と電解質平衡異常のため、プレーの継続は困難だった」との公式声明を発表。報道を否定していた。

 クルトワ本人は『マルカ』に対し、「嘘やナンセンスなことを公表しないために、メディアにも責任を持ってほしい。なぜなら、こういった問題(精神的に不安定であること)で本当に苦しんでいる人たちがいるからだ。選手や、苦しんでいる人たちに敬意を払うべきだと思う」と責任と配慮を求めるようコメントしている。

 心配されていた体調面も現在は回復し、ベルギー代表にも招集された。10日に行われたEURO2020予選・サンマリノ戦にスタメン出場し、フル出場を果たしている。今後についてクルトワは、「僕は幸せだし、一生懸命トレーニングをしている。レアル・マドリードのファンに喜びを与えたいね」と意気込みを述べた。

サッカーキング

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