ドルトムントは新生セビージャと痛み分け…決勝T進出の確定はならず

2022年10月12日(水)6時19分 サッカーキング

ベリンガムが同点ゴールを決めた [写真]=Getty Images

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 チャンピオンズリーグ(CL)・グループG第4節が11日に行われ、ドルトムント(ドイツ)とセビージャ(スペイン)が対戦した。

 すでに行われたコペンハーゲン対マンチェスター・Cの結果から、この試合に勝利すれば早くもグループステージ通過が決定するドルトムント。前節に躍動したジュード・ベリンガムらに加え、復帰したマッツ・フンメルスが先発に名を連ねた。一方、前節の敗戦でジュレン・ロペテギ体制が終了しホルヘ・サンパオリ監督が就任したセビージャは、3バックのシステムを採用し、逆転突破に必要となる勝ち点3を目指した。

 試合は立ち上がりから、新システムを採用したセビージャがインテンシティーを見せてペースを握る。するとセビージャは18分、イヴァン・ラキティッチが蹴ったFKにゴール前でタンギ・ニアンズがヘッドで合わせ、敵地で先制に成功。しかしドルトムントも徐々にペースを取り戻すと、35分にはベリンガムが右サイドに展開し、自らゴール前に入ってトマ・ムニエのクロスに合わせ、同点ゴールを奪って試合を振り出しに戻した。

 1−1で迎えた後半は均衡した展開が続く。両チームとも早い時間帯から積極的に交代カードを切ると、セビージャは67分、CKの流れからエリック・ラメラに決定機が訪れるも、GKグレゴール・コベルに阻まれて決めきれず。その後も勝ち点3を求める両者はともに譲らず、互いに守備面ではチャンスを作らせず、攻撃面では決め手を欠く。

 試合はこのまま終了。勝利できなかったドルトムントは勝ち点が「7」にとどまり、決勝トーナメント進出は次節以降にお預けに。一方の新生セビージャは、敵地でドローに持ち込み敗退はなんとか避けたものの、勝ち点「2」で3位と厳しい状況だ。

 次節は25日に行われ、ドルトムントはマンチェスター・Cと、セビージャはコペンハーゲンとそれぞれホームで対戦する。

【スコア】
ドルトムント 1−1 セビージャ

【得点者】
0−1 18分 タンギ・ニアンズ(セビージャ)
1−1 35分 ジュード・ベリンガム(ドルトムント)

サッカーキング

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