日本人3選手先発のセルティック、再三の好機を生かせず…ライプツィヒに連敗でCL敗退が決定

2022年10月12日(水)6時15分 サッカーキング

セルティックはCL未勝利が続くことに [写真]=Getty Images

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 チャンピオンズリーグ・グループF第4節が11日に行われ、セルティック(スコットランド)とライプツィヒ(ドイツ)が対戦した。

 ここまでスコティッシュ・プレミアシップでは9試合を消化した段階で8勝1敗で首位を走っているものの、CLでは未勝利が続いているセルティック。9月6日に行われた第1節のレアル・マドリード(スペイン)戦では前半こそ良いパフォーマンスを見せながら、終わってみれば0−3と完敗を喫した。続く同14日に敵地で開催されたシャフタール戦を引き分けで終えると、第3節はライプツィヒの本拠地で1度は追い付きながら、最終的には1−3で黒星となった。今季のCLで初勝利を掴むために、本拠地『セルティック・パーク』での第4節に臨む。

 セルティックは直近のスコティッシュ・プレミアシップ第10節セント・ジョンストン戦(◯2−1)からスターティングメンバーを5名変更。旗手怜央、古橋亨梧、前田大然と日本人3選手が先発に名を連ねた。一方、ライプツィヒは8日に行われたブンデスリーガ第9節のマインツ戦(1−1)から4名のメンバーチェンジを実施。モハメド・シマカン、アンドレ・シルヴァらがスタメンに並んだ。

 開始早々にセルティックにチャンス。右サイドからのクロスボールに反応したのは前田。後ろになってしまったボールを頭で合わせたものの、シュートはわずかに枠を外れた。27分にはセルティックにビッグチャンス。右コーナーキックで近くの味方を経由し、最後はボックス手前でボールを持ったマット・オライリーが左足でシュート。グラウンダーのボールは右ポストに直撃し、こぼれ球をグレッグ・テイラーが狙ったものの、今度はクロスバーに嫌われた。

 続く28分にもセルティク。ボックス手前右でボールを持ったセアド・ハクシャバノヴィッチがクロスボールを送ると、ペナルティエリア内で古橋が頭で合わせる。フリーだったものの、シュートはクロスバーの上へ。一方、ライプツィヒはボールを保持しながらもなかなか決定的な場面を作り出せない。それでも45分、ボックス右で前を向いたクリストファー・エンクンクがフィニッシュまで持ち込むも、シュートはセルティックのGKジョー・ハートに阻まれた。前半はこのままスコアレスで終了する。

 後半に入るとライプツィヒにビッグチャンスが。ボックス手前でルーズボールを拾ったアマドゥ・ハイダラがスルーパスを送ると、ヴィリ・オルバンがGKと1対1に。右足で狙ったシュートは再びGKハートに防がれ、先制点とはならない。
 
 69分には再び前田にチャンスが。左サイドでボールを受けると、アーロン・ムーイにスルーパスを送ってボックス内に走り込む。ムーイからのクロスボールをダイレクトで狙ったが、シュートはわずかにゴール右に外れた。

 スコアレスのまま時間が経過する中、試合の均衡が破れたのは75分。左サイドでのパス回しからアンドレ・シルヴァがニアゾーン深い位置に侵入。マイナスへ折り返すと、ティモ・ヴェルナーがファーサイドにヘディングシュートを沈めた。ライプツィヒが先制に成功している。

 84分にはライプツィヒが試合を決定付ける追加点。ピッチ中央でボールを受けたアブドゥ・ディアロが左足で浮き球スルーパスを送ると、ヴェルナーは時間を作って中央へ。最後は走り込んできたエミル・フォルスベリが右足でネットを揺らし、ライプツィヒが貴重な追加点を奪った。

 試合はこのままタイムアップ。4戦を終えて未だ未勝利のセルティックはグループステージ敗退が決定した。一方、ライプツィヒはセルティック相手に連勝を記録し、グループ2位に浮上している。なお、旗手と古橋は66分まで、前田は70分までプレーした。

 次節は25日に行われ、セルティックはホームにシャフタールを迎える。一方、ライプツィヒはレアル・マドリードとの一戦に臨む予定だ。

【スコア】
セルティック 0−2 ライプツィヒ

【得点者】
0−1 75分 ティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ)
0−1 84分 エミル・フォルスベリ(ライプツィヒ)

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