デュッセルドルフ、香川真司の獲得を断念「1部で示した能力に疑問はないが…」

2020年10月14日(水)18時59分 サッカーキング

2日にサラゴサを退団した香川真司 [写真]=Getty Images

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 MFアペルカンプ真大が所属するデュッセルドルフのクラウス・アロフスSD(スポーツ・ディレクター)が、現在無所属のMF香川真司を獲得する可能性に言及した。13日、ドイツ紙『ビルト」が伝えた。

 デュッセルドルフは現在、攻撃的MFの獲得を目指している模様。今夏に契約満了でクラブを去ったオーストリア代表MFケヴィン・シュテーガーとの再契約交渉を行なっていたようだが、同選手は結局7日にマインツと契約を結んでいた。

 そこでデュッセルドルフは、香川などフリートランスファーの選手を複数ピックアップしたようだ。アロフスSDは香川の獲得を検討していた事実を認めた一方、次のようにも語り、同選手の獲得を断念したことを明かしている。

「香川真司についても考えた。彼が(ドルトムント時代に)ブンデスリーガ1部で示した能力に疑いの余地はないよ。だけど、彼はブンデスリーガ2部にふさわしい(=フィットする)選手なのか? 彼は私たちが求めているものをすべて兼ね備えているのか? その問いに対する私たちの答えは、『ノー』だった」

 昨年夏にドルトムントからレアル・サラゴサに移籍した香川は、昨シーズンのリーガ・エスパニョーラ2部で31試合に出場し4ゴールを記録して3位フィニッシュに貢献。しかし、昇格プレーオフで敗れて1部昇格には導けなかった。今季はメンバー外が続き、今月2日に双方合意での契約解除が正式発表された。現在フリーの同選手には、テネリフェ(スペイン2部)やPAOK(ギリシャ1部)、ハンブルガーSV(ドイツ2部)などが関心を示しているようだ。

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