マクトミネイが終了間際に決勝弾! マンU、ホームで苦戦もEL3連勝

2022年10月14日(金)6時2分 サッカーキング

マクトミネイが土壇場で劇的決勝弾 [写真]=Getty Images

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 ヨーロッパリーグ(EL)・グループE第4節が13日に行われ、マンチェスター・U(イングランド)がホームにオモニア・ニコシア(キプロス)を迎えた。

 マンチェスター・Uは9月8日に行われた第1節のレアル・ソシエダ(スペイン)戦を0−1で落とし、ホームで黒星スタートとなったものの、そこからシェリフ(モルドバ)、オモニア・ニコシアとのアウェイ戦で2連勝を飾った。プレミアリーグでは、9日に行われた第10節エヴァートン戦で2−1の逆転勝利を遂げた。レアル・ソシエダを追い抜くためにも、負けられないEL4戦目を迎える。

 マンチェスター・Uは直近のエヴァートン戦からスターティングメンバーを3名変更。ルーク・ショーとクリスティアン・エリクセンがベンチスタートとなり、タイレル・マラシアとフレッジが先発に入った。同試合で前半途中から出場し、クラブキャリア通算700ゴールを達成したクリスティアーノ・ロナウドは、最前線でスタメン入りしている。

 試合は序盤にマンチェスター・Uがチャンスを作り出す。2分、フレッジのシュートが相手に当たってコーナーキックを獲得。左からのコーナーキックでブルーノ・フェルナンデスはショートコーナーを選択すると、フリーでボールを受けたマーカス・ラッシュフォードが右足を振り抜く。ファーサイドを狙った一撃はGKの好セーブに阻まれた。

 続く9分にもマンチェスター・Uにチャンス。敵陣でルーズボールを拾ったマーカス・ラッシュフォードがスルーパスを送ると、抜け出したC・ロナウドが左足で狙う。角度のないところから放たれたシュートはサイドネットに嫌われ、得点とはならない。22分には敵陣高い位置でボールを奪ったC・ロナウドがB・フェルナンデスに預けると、横から上がってきたラッシュフォードにボールが渡る。ラッシュフォードは左足で狙ったものの、再びGKフランシス・ウゾホが立ちはだかる。28分にもボックス内でマラシアからのパスを受けたラッシュフォードが、反転からシュートまで持ち込んだが、GKウゾホに弾き出された。

 32分にはペナルティエリア手前でボールを持ったカゼミーロがミドルシュートを狙うが、この一撃はクロスバーを直撃する。マンチェスター・Uが攻め続ける一方的な展開が続いたものの得点は挙げられず、前半はこのままスコアレスで終了した。

 後半に入っても試合の様相は変わらない。53分には背後への抜け出しからB・フェルナンデスがヘディングシュートを狙うも、GKの正面へ。58分にはC・ロナウド、59分にはラッシュフォード、63分にはB・フェルナンデスがシュートを狙うも、いずれも枠を捉えられず。70分には角度のないところからC・ロナウドが左足を振るも、シュートはGKウゾホに防がれる。

 最後まで攻撃を続けたマンチェスター・Uだったが、再三のチャンスを活かすことができない。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、遂に試合の均衡が破れる。途中出場のジェイドン・サンチョが左から仕掛けて中央に送ると、混戦の中からスコット・マクトミネイが右足シュート。土壇場で遂にネットを揺らし、マンチェスター・Uが勝負を決定付けた。

 試合はこのままタイムアップ。マンチェスター・Uが勝ち点を「9」に伸ばし、首位レアル・ソシエダを追いかける構図が続くこととなった。なお、ELは首位通過の場合は決勝トーナメントにストレートイン、2位の場合はチャンピオンズリーグのグループステージを3位で敗退したチームとのプレーオフを戦わなければならない。

 次節は27日に行われ、マンチェスター・Uはホーム連戦となり、シェリフと対戦する。一方、オモニア・ニコシアは本拠地に戻り、レアル・ソシエダとの一戦に臨む予定だ。

【スコア】
マンチェスター・U 1−0 オモニア・ニコシア

【得点者】
1−0 90+3分 スコット・マクトミネイ(マンチェスター・U)

サッカーキング

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