スペイン、スコットランド、トルコが出場権獲得! クロアチアは3位転落/EURO2024予選

2023年10月16日(月)9時11分 サッカーキング

新たに3チームがEURO2024本大会出場権を獲得 [写真]=UEFA/Anadolu via Getty Images

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 EURO2024予選第8節の8試合が15日に行われた。

 グループAでは、3位ノルウェー代表と2位スペイン代表の“大一番”が実現。試合は49分にゴール前のこぼれ球を押し込んだガビの得点が決勝弾となり、スペイン代表が1−0で白星を飾った。この結果、スペイン代表は首位浮上を果たすとともに、2位スコットランド代表と並んでEURO2024本大会の出場権を獲得。一方、アーリング・ハーランドやマルティン・ウーデゴーアらタレントを擁しながらも勝ち点を積み上げられなかったノルウェー代表は3位以下が決定し、3枠が振り分けられた予選プレーオフで6大会ぶり2度目の出場権獲得を目指す。

 グループDではトルコ代表がラトビア代表をホームに迎えた。試合は前半こそスコアレスで折り返したものの、58分にユヌス・アクギュンが強烈なボレーシュートを叩き込んで先手を取る。84分にはジェンク・トスンがヘディングシュートを沈めてリードを広げると、88分にはカウンターからケレム・アクトゥルコールがトドメの一撃。後半アディショナルタイムにはトスンがこの日2点目を決め、試合は4−0でタイムアップを迎えた。

 グループDもう一方の試合では、トルコ代表を勝ち点差「3」で追い掛ける2位クロアチア代表と、3位ウェールズ代表が激突。試合はスコアレスで折り返した後半立ち上がりの47分、最終ライン背後への浮き球ボールに反応したハリー・ウィルソン左足で流し込み、ウェールズ代表が先制する。60分には左サイドからのクロスボールをウィルソンが頭で決め、ウェールズ代表がリードを広げた。クロアチア代表は75分に左コーナーキックからマリオ・パシャリッチが1点を返したものの、反撃はここまで。試合はこのままタイムアップを迎え、ウェールズ代表がクロアチア代表を抜き去って2位に浮上した。

 この結果、グループDからはトルコ代表の突破が確定。3大会連続6度目のEURO本大会出場を決めた。ラスト2試合でウェールズ代表、クロアチア代表、アルメニア代表が残る1枠を懸けて争うこととなる。

 グループEでは、ポーランド代表がモルドバ代表との一戦を1−1のドローで終え、フェロー諸島代表を1−0で下したチェコ代表に追い抜かれ3位に転落。グループIでも首位を走っていたスイス代表がベラルーシ代表との撃ち合いを3−3で終えており、アンドラ代表を4−0で撃破したルーマニア代表との順位が入れ替わった。

 今節の試合結果と順位表は下記の通り。

■試合結果
▼グループA
ジョージア 4−0 キプロス
ノルウェー 0−1 スペイン

▼グループD
トルコ 4−0 ラトビア
ウェールズ 2−1 クロアチア

▼グループE
チェコ 1−0 フェロー諸島
ポーランド 1−1 モルドバ

▼グループI
コソボ−延期−イスラエル
スイス 3−3 ベラルーシ
ルーマニア 4−0 アンドラ

■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
▼グループA
1位 スペイン(15/+16)※6試合消化
2位 スコットランド(15/+9)※6試合消化
3位 ノルウェー(10/+2)※7試合消化
4位 ジョージア(7/−4)※6試合消化
5位 キプロス(0/−23)※7試合消化

▼グループD
1位 トルコ(16/+7)※7試合消化
2位 ウェールズ(10/0)※6試合消化
3位 クロアチア(10/+6)※6試合消化
4位 アルメニア(7/−1)※6試合消化
5位 ラトビア(3/−12)※7試合消化

▼グループE
1位 アルバニア(13/+8)※6試合消化
2位 チェコ(11/+3)※6試合消化
3位 ポーランド(10/0)※7試合消化
4位 モルドバ(9/0)※6試合消化
5位 フェロー諸島(1/−11)※7試合消化

▼グループI
1位 ルーマニア(16/+9)※8試合消化
2位 スイス(15/+12)※7試合消化
3位 イスラエル(11/0)※6試合消化
4位 コソボ(7/0)※7試合消化
5位 ベラルーシ(6/−7)※8試合消化
6位 アンドラ(2/−14)※8試合消化

■本大会出場確定チーム
▼グループA
スペイン、スコットランド

▼グループD
トルコ

▼グループE
なし

▼グループI
なし

サッカーキング

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