巨人・ケラーが7回の3点呼ぶ雄叫びK!K!しかもオースティン&宮崎を 大きな1勝「アシタモ、カツ!」

2024年10月19日(土)21時52分 スポーツニッポン

 ◇セCSファイナルステージ第4戦 巨人4—1DeNA(2024年10月19日 東京D)

 巨人のカイル・ケラー投手(31)が大きな大きな1勝を手にした。

 崖っ縁の一戦は先発の井上が5回まで気迫の完全投球。1点リードの6回に初安打となるソロを戸柱に浴びたが、この回まで投げ切り打線の援護を待った。

 7回に2番手でマウンドに上がったのは船迫だったが、先頭の牧に中前打を許し、次の佐野を左飛に打ち取ったところで阿部監督が再び動いた。投手交代。3番手を託されたのはケラーだった。

 1—1の終盤。もう1失点も許されない場面でオースティン、宮崎という強打者を連続空振り三振に斬ると、ド派手なアクションから雄叫びを上げた。

 この雄叫びがチームに勢いを与え、その裏に坂本の魂のヘッドスライディング2連発などで3点を奪い勝ち越し。ようやく巨人にアドバンテージ以外の1勝がついた。

 井上とともにお立ち台に上がったケラーは、マウンドに上がった時の心境を聞かれ「船迫投手がシーズンを通して良いピッチングをしていたので、あとを受けて、とにかく2人でアウトを取ろうと思って上がりました」と笑顔。流れを変えた2者連続三振だったと称えられると「自分が登板した後に点を取ってくれるとうれしいので、今日もそうなって良かったです」と胸を張った。3連投となったが「アシタモ、カツ!」と大きな声で気合を入れるとスタンドから大歓声。ファンも勝利を、良い流れを呼んだのは誰だか、分かっている。

スポーツニッポン

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