知っているだけでスコアアップ! 砲台、打ち上げのパー3は手前から攻めちゃダメ!? 思い切って1番手上げよう!

2024年10月20日(日)6時15分 ALBA Net

打ち上げのパー3はショートしやすい!奥にハザードがなければ1番手上げて打ってみよう

写真を拡大

「設計家の意図を理解できれば、5打は変わると思います」と、国内男子ツアー通算9勝を誇り、現在JGTOのコースセッティングアドバイザーを務める佐藤信人は話す。技術はもちろん大切だが、今回は少し視点を変え、頭脳を使ってスコアアップする方法を教えてもらった。


◇ ◇ ◇

日本のコースでは、海外に比べると長い距離のパー3は少ない。白ティから回っていれば、ミドルアイアンやショートアイアンで打つ機会も多いと思います。しかし、距離が短くても砲台や打ち上げでグリーン面が見えないパー3は要注意です。

設計家は、グリーン面を見せないことで距離感を出しにくくし、ショートのミスを誘っているケースが多いと思います。ティーイングエリアに立ったとき、ゴルファーの心理としては見える位置にボールを打ちたい。だからグリーンの手前に打ってしまうのです。砲台や打ち上げのパー3の手前にはバンカーが設置されていることも多いと思いますが、ショートのミスを想定して作られていると思いますね。

マネジメントのセオリーとして、「手前から攻める」というものがありますが、砲台や打ち上げグリーンであれば意外と奥がセーフになっていることもある。もちろん、奥に池やバンカーがないことを確認した上の話ですが、番手を一つ上げるのもアリです。砲台グリーンの場合、手前から攻めるとアプローチもグリーン面が見えずに寄せづらい。ワンオンしなかった上に寄せられないとダブルボギーの可能性も高くなってしまうので、思い切った番手選択をしてみてくださいね。


■佐藤信人
さとう・のぶひと/1970年生まれ、千葉県出身。日本ツアー通算9勝、国内メジャー3勝。JGTOのコースセッティングアドバイザーを担当し、今は解説者としても活躍。パリ五輪男子競技や米国男子ツアーでも買いあ説を務めた。ミズノ所属

◇ ◇ ◇

●ゴルフにはスイングよりも大切なことがある!? 関連記事「技術ではなく頭脳を使ってマイナス5打!」では、スコアアップにつながるマネジメント術をクイズ形式で紹介!


<ゴルフ情報ALBA Net>

ALBA Net

「スコア」をもっと詳しく

「スコア」のニュース

「スコア」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ