菅原由勢、今季初先発で決勝点に絡み勝利貢献!…AZがナポリ撃破でEL白星発進

2020年10月23日(金)3時50分 サッカーキング

AZがナポリに勝利 [写真]=Getty Images

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 ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第1節が22日に行われ、グループFでナポリとDF菅原由勢が所属するAZが対戦した。菅原は今シーズン初スタメンでフル出場を果たし、決勝ゴールに絡むなど好守に奮闘して勝利に貢献した。

 昨季チャンピオンズリーグ(CL)16強のナポリはコッパ・イタリアを制覇し、2シーズンぶりのEL本戦出場。一方のAZは昨季エールディヴィジ2位で今季はCL予選に出場したが、3回戦敗退となり、2シーズン連続のEL参戦となった。

 試合はナポリが主導権を握り、13分にヴィクター・オシムヘンが抜け出してゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。AZも直後の15分、イェスパー・カールションがミドルシュートを打ったが、これはGKアレックス・メレトにキャッチされる。

 AZは19分、菅原が右サイドの高い位置でボールを奪うと、最後はフレドリク・ミットシエがエリア前から狙ったが、枠を捉えられず。ナポリは22分にマッテオ・ポリターノが、24分にはオシムヘンがそれぞれミドルシュートを放ったが、どちらもGKマルコ・ビゾットにセーブされた。

 AZは34分、中盤でボールを奪ってカウンター。最前線へ走り込んだ菅原がDFの背後を狙ったが、味方のパスはカリドゥ・クリバリにカットされる。だがクリバリのトラップミスを菅原が奪うと、そのままエリア前右から右足シュートを放ったが、惜しくも枠の左に外れた。

 ナポリも直後の35分、オシムヘンが相手DFのパスをカットして速攻。最後はドリース・メルテンスがエリア左から狙いすましたシュートを打ったが、わずかに枠の右に逸れた。試合はスコアレスで折り返す。

 後半に入って57分、ついに均衡が破れた。ヨナス・スヴェンソンが菅原とのワンツーでエリア右の深い位置に抜け出し、マイナスに折り返す。これをカールションがダイレクトでゴール左隅に沈めて、AZが先制に成功した。

 失点したナポリはその後、猛反撃。63分にオシムヘンがヘディングシュート、68分にもアンドレア・ペターニャがクロスに頭で合わせたが、どちらも得点には結びつかず。81分にはポリターノがミドルシュートを放ったが、これは枠の左外。83分にはファビアン・ルイスがエリア左から狙ったが、シュートはGKビゾットにキャッチされた。

 試合はこのまま終了し、守りきったAZがナポリを破って白星スタートを飾った。次節は29日に行われ、ナポリはアウェイでレアル・ソシエダと、AZはホームでリエカ(クロアチア)と対戦する。

【スコア】
ナポリ 0−1 AZ

【得点者】
0−1 57分 イェスパー・カールション(AZ)

サッカーキング

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