無敗のまま“エル・クラシコ”へ！　シャビ監督が宿敵撃破へ闘志「勝つことが極めて重要」

　バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が、アスレティック・ビルバオ戦を振り返りつつ、次節に控える大一番について言及した。22日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

　ラ・リーガ第10節が現地時間22日に行われ、バルセロナはホームでアスレティック・ビルバオと対戦した。互いにチャンスを生かせずスコアレスのまま終盤を迎えると、80分にジョアン・フェリックスのスルーパスに抜け出した途中出場のマルク・ギウが待望の先制ゴールをマーク。17歳の“超新星”が記録したデビュー弾が決勝点となり、バルセロナが1−0で勝利を収めた。

　今シーズンの無敗を継続し、首位のレアル・マドリードとの勝ち点差を「1」に縮めたバルセロナ。リーグ戦2試合ぶりの白星を手にしたシャビ監督は「非常に難しい相手だったし、激しい戦いだった。アスレティック・ビルバオは高い位置からプレスを掛けてきた。勇敢だったし、何度かチャンスもあったよ。我々にも3、4回の明確なチャンスがあり、最後はホームの少年が違いをもたらした。フィジカル的には並外れた仕事をしていたよ」と試合を振り返った。

　現在3位につけるバルセロナは、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ（CL）・グループステージ第3節を挟み、現地時間28日のラ・リーガ第11節では首位レアル・マドリードと対戦。この試合に勝利すれば“宿敵”を勝ち点で上回るだけでなく、他会場の結果次第ではリーグ首位に浮上する可能性もある。シャビ監督は今シーズン最初の“エル・クラシコ”に向けて次のように意気込みを示した。

「“エル・クラシコ”は我々にとって非常に重要な試合だ。しかし、その前にはCLというもう一つ重要な試合がある。多くの負傷者を抱えているが、今日は並外れた努力で試合を終え、レアル・マドリードから勝ち点『2』を奪うことができた。“エル・クラシコ”に勝つことが極めて重要だ」

　28日に行われる今シーズン最初の“エル・クラシコ”は、日本時間の23時15分にキックオフを迎える。