今季は出場機会が減少も…レアルCEO、1月のモドリッチ退団を否定「放出は考えていない」

2023年10月24日(火)10時51分 サッカーキング

レアルで出番を減らしているモドリッチ [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリードのホセ・アンヘル・サンチェスCEO(最高経営責任者)が、クロアチア代表MFルカ・モドリッチの去就について言及した。22日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。

 現在38歳のモドリッチは2012年夏にレアル・マドリードへ加入し、初年度から中盤の主軸に定着。2017−18シーズンからは「10番」を背負い、ここまで公式戦通算498試合の出場で37ゴール77アシストを記録し、合計23個ものタイトルを獲得するなど“白い巨人”の中心選手として活躍している。今夏には去就に大きな注目が集まりながらも、クラブと2024年6月末までの1年契約を新たに締結した。

 在籍12年目を迎えたモドリッチだが、今シーズンはイングランド代表MFジュード・ベリンガムの加入や中盤戦力の若返りの影響もあり出場機会が減少。ここまでラ・リーガで8試合、チャンピオンズリーグ(CL)で2試合に出場しているものの、スタメン起用は4試合のみ。選手自身も現状について「僕にとって新たな状況だ。以前ほど、あるいは望んでいるほどプレーしていないのは事実だ。しかし休暇は望んでいない」などとコメントしている。

 こうしたこともあり、モドリッチを巡っては1月の移籍市場でのレアル・マドリード退団の噂が浮上。かねてから獲得を狙っているサウジアラビア勢のほか、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミからの関心も報じられている。しかし、サンチェスCEOは「我々はルカの1月の移籍に関して、サウジリーグの関係者との正式な交渉は行なっていない」と強調したうえで、「現時点で彼の放出は考えていない」と退団の可能性を否定した。

 なお、レアル・マドリードはミッドウィークのCL・グループステージ第3節を挟み、28日のラ・リーガ第11節では宿敵バルセロナと対戦する。果たして今シーズン最初の“エル・クラシコ”で、モドリッチは起用されるのだろうか。

サッカーキング

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