電撃退任のエメリ、ビジャレアルに惜別メッセージ「信じてほしい。最高だったのは…」

2022年10月25日(火)12時36分 サッカーキング

ビジャレアルをEL制覇に導いたエメリ [写真]=Getty Images

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 アストン・ヴィラの監督に就任することが決まったウナイ・エメリ氏は24日、自身の公式Twitterアカウントで、ビジャレアルへの惜別メッセージを送った。

 2020年夏にビジャレアルの監督に就任し、初年度にクラブ史上初タイトルとなるヨーロッパリーグ制覇をもたらしたエメリ。それに続く昨季も、チャンピオンズリーグ(CL)でベスト4の舞台へと導き、2年連続でクラブ史に残るシーズンを実現させた。

 そして3シーズン目となる今季は、ラ・リーガとヨーロッパカンファレンスリーグの二足の草鞋を履く戦いが続いていたが、シーズン序盤ながらクラブとの契約解除を決断。スティーヴン・ジェラード監督の後任として届いたオファーを承諾し、アストン・ヴィラが支払う違約金600万ユーロ(8億8000万円)をビジャレアルに残し、アーセナル時代に続き2度目となるプレミアリーグでの挑戦を決めた。

 シーズン途中での退任となったエメリは、自身のTwitterでビジャレアルへのメッセージを公開。「ビジャレアルはこの2年半の間、私にとって家だった」と綴り始め、クラブを支えるフェルナンド・ロッチ会長や先日死去したホセ・マヌエル・ジャネッサ副会長、さらにサポートを続けたファンへの感謝を述べると、メッセージをこのように締め括った。

「この別れは辛く、難しいものだ。だが、新たなプロジェクトを始めるべきだという感情と気持ちになっているんだ」

「我々が頂点に手を触れた、グダニスク(ヨーロッパリーグ決勝の開催地)での夜はけっして忘れないだろう。トリノ、ミュンヘン、ベルガモでの夜のこともね。そして土曜日の、ホセ・マヌエル(・ジャネッサ副会長)に捧げたの格別な一戦のことも。だが信じてほしい。最高だったのは、完璧にフィットする環境があることを知り、リスペクトを感じながら、毎朝幸せな気持ちで仕事にやってこれたことなんだ」

「あの2020年7月27日、就任プレゼンテーションで、私の夢はビジャレアルでタイトルを獲得することだと言った。それをすでに叶えた今、私はファンの皆さんやクラブ、選手たちに、あなたたちと一緒にいることがこんなにも幸せになるなんて夢にも思わなかった、と言いたい。グロゲ(ビジャレアルの愛称)よ永遠に。みんなありがとう。エンダバン!」

サッカーキング

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