“神童”と謳われる男の原点? X・シモンズ、バルサとPSGの下部組織に言及「ラ・マシアは…」

2022年10月28日(金)12時58分 サッカーキング

バルセロナとPSGの下部組織の違いについて語ったMFシャビ・シモンズ [写真]=Getty Images

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 オランダの“神童”と謳われるPSVの同国代表MFシャビ・シモンズが、自身のキャリアについて語った。27日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 2003年4月21日生まれのシャビ・シモンズは現在19歳。アムステルダムで産声をあげた同選手は7歳の時にバルセロナの下部組織に入団すると、16歳からはパリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織へと移籍した。2021年2月にトップチームデビューを果たした同選手は今夏、母国の“名門”PSVに加入。ここまで公式戦19試合に出場し10ゴール4アシストを記録するなど、シャビ・シモンズは“神童”たる所以を見せている。

 バルセロナとPSGの下部組織に在籍した経験を持つシャビ・シモンズは、『ラ・マシア』での日々について「バルサはジムでのトレーニングを行わず、ボールと向き合うことに重きを置いている」と語りつつ、「PSGに行って、クラブに併設されているジムでトレーニングしていることを知った。試合中に自分を守るために、必要なものが何かを見つけなければならないと思ったんだ。フランスのリーグは非常に強度が高く、その違いをすぐに実感したからね」とクラブやリーグの特色が下部組織の育成方針にも大きな影響を与えていることを明かした。

 ルイ・ファン・ハール監督が率いるオランダ代表は21日、FIFAワールドカップカタール2022に臨む同国代表の予備登録メンバー39名を発表。同指揮官はシャビ・シモンズの才能に惚れ込み、フル代表デビューを果たしていないにも関わらず、カタール行きのチャンスを与えた。本大会出場への道が開かれているシャビ・シモンズは「この状況をしっかり受け止めて、一生懸命トレーニングし、全力を尽くしている。フットボールは僕の人生」と告白。続けて「まだまだ未熟だけど、そんなことは関係ない。夢なんだ。ワールドカップでプレーしたくない選手はいないだろう」とワールドカップへの憧れを口にしている。

『ラ・マシア』で見出された才能を、PSGで磨き上げ、母国の地で遺憾なく発揮しているシャビ・シモンズ。フットボールファンから熱い眼差しを向けられる“神童”はこの先、どのような伝説を築いていくのだろうか。

サッカーキング

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