トッティ氏にローマ復帰の可能性? CEOが示唆「彼が再び一緒になることを望めば…」
2019年10月29日(火)13時57分 サッカーキング
現在43歳のトッティ氏は現役時代、1993年から2017年にかけてローマ一筋でプレー。引退後の2017年7月には、同クラブのスポーツ・ディレクター(SD)に就任した。しかし今年6月17日、同氏はジェームス・パロッタ会長との確執を理由にSDを辞任。「ローマを離れるなら死んだ方がマシ」とコメントし、パロッタ会長がいる限りローマに復帰することはないだろうと語っていた。
そんな中、トッティ氏のローマ退団時にローマの役員で唯一同氏寄りの立場を取っていたフィエンガCEOが同氏に言及。28日に行われた株主総会の席で、「トッティは疑いの余地もないほど、ローマの歴史において最も重要な選手の1人で、今でも私たちの英雄だ。私たちは彼を愛しているが、彼はもはやローマグループの一員ではなく、私たちは彼について考慮することはできない」と語り、クラブから同氏にフロント復帰を打診することはないだろうとした。
一方で同CEOは、「私たちは彼の選択を尊重する。もし、彼が再び一緒になることを望めば…」と、トッティ氏の方から歩み寄る姿勢を見せれば同氏のローマ復帰に尽力することを示唆した。