「何にもしてない、この4年」森保ジャパン、戦術の乏しさに日本代表OBが苦言!W杯メンバーに推すCF候補の名前も

2022年10月30日(日)13時44分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 サッカー日本代表のワールドカップ本大会メンバーは来月1日に発表となる。欧州で活躍する選手も増えてきており、システムとの兼ね合いもあり、7度目となる大舞台に立つ顔ぶれの予想はこれまで以上に困難だ。

 中でも、センターフォワードのプレーヤーの選出には、現在もさまざまな考え方が入り乱れている。

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 これまでの起用をみると、ヴィッセル神戸の大迫勇也、サークル・ブルッヘの上田綺世、セルティックの古橋亨梧と前田大然、ボーフムの浅野拓磨、湘南ベルマーレの町野修斗などが候補に挙げられる。だがそれぞれのタイプも違い、絶対的なエースと呼べる存在もいないだけに、指揮官が誰を選ぶのかが、現在も議論を呼んでいる。

 加えて、ワールドカップでのプレー経験もある日本代表OBも、今回のフォワードポジションの予想に頭を悩ませているようだ。ジェフ市原や横浜F・マリノスで活躍し、1998年フランス大会に出場した城彰二氏は、自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』で選手選考のポイントについて語っている。

 10月26日に配信となった『【◯◯が外れる!?】JOチャンネル予想の最終メンバー26人はこれだ!』の中で、各ポジションのメンバー予想を行なっており、日本代表のフォーメーションや選手起用にも言及している。

 城氏はフォワードの選出について「大迫選手には何とか入ってもらいたい」と心境を吐露。その理由として、日本代表が採用してきている4−2−3−1(または4−3−3)のセンターフォワードをこなすことが出来る選手は大迫のみだと指摘した。

 さらに「基本的には1トップなんだよね。2トップやったことないんだよ。これだけ1トップ(で起用できる選手)がいないっていいながらも変えないでしょ。1トップがいなかったら2トップにシステム変えてみるとかやったら良かったんじゃないか」と、フォーメーションを固定してきたことに苦言を呈した。

 また、メンバー発表の時期にも話題は及んでおり「もっと早く発表するかと思ったけど、11月まで引っ張ったというのは、怪我人(の状況)とかコンディションとかをみて決めようという意図かなと思う。そうなると大迫の復帰も視野に入れてるんじゃないか」と、指揮官の判断への見込みも述べている。

 その上で「4−2−3−1では、1トップがキープ出来ないとシステムが機能しなくなる。コンディション悪くても入れたほうがいいと思うんだよな。彼(大迫)ならドイツでもやっていたしその動きはできる」と大迫選出に期待を込めた。

 他にも「4−2−3−1や4−3−3(にこだわって)やるなら、大迫頼みじゃなく、別の選手も代表に呼んで使ったら良かったんだよ。何にもしてないじゃん、この4年間」とも語っており、戦術バリエーションの乏しさへの不満も口にしている。

 現状のフォーメーションでは大迫の存在が不可欠と力説する城氏。過去最高の目標達成を目指す日本代表のセンターフォワードは、誰が担うことになるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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