大谷翔平に浮上するレンジャーズ移籍にエ軍専門メディアが強い危機感「プレーオフ出場がさらに遠くなる」

2023年10月30日(月)7時0分 ココカラネクスト

ありとあらゆる噂が飛び交っている大谷。その契約の行方は米メディアでも小さくない話題となっている。(C)Getty Images

 MLBでは今シーズンの頂点を決める、ワールドシリーズがレンジャーズとダイヤモンドバックスにより繰り広げられており、レギュラーシーズン、さらにプレーオフも勝ち抜いた両チームによる熱戦が、多くの野球ファンを惹きつけている。

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 そして、この舞台に立つことを強く目指している、エンゼルスの大谷翔平の去就も現在、注目を集める話題の1つだ。今オフのFA市場の目玉であり、すでにエンゼルスを離れる可能性が高いとも伝えられてきている。

 右肘を手術したことで来季は打者のみでのプレーとなるものの、ヤンキースやメッツ、ドジャースなど多くの名門球団が移籍先として候補に挙がってきており、ワールドシリーズを戦っているレンジャーズもその内の1つであるとも報じられている。巨額契約が予想される中、来季も王者を目指すレンジャーズが、日本人スターのポテンシャルを求め獲得に動くことも十分に考えられる。

 だが、米国内でエンゼルスの情報を発信する専門サイト『Halo Hangout』は、同じア・リーグ西地区に属する強豪への大谷の流出について、強い危機感を抱いているようだ。

 10月28日(日本時間29日)、同メディアは今季も低迷したエンゼルスの状況を踏まえ「エンゼルスがショウヘイ・オオタニを引き留める可能性は確かに低い」と見通しており、「このロースターには若いタレントがいるが、エンゼルスは深刻なコンテンダーには程遠い。特にAL西地区では」と評している。

 その上で噂される、ア・リーグ王者レンジャーズへの移籍となった場合には「大惨事になるだろう」と見解を示した。その理由として「レンジャーズは現在ワールドシリーズに出場しているだけでなく、AL西地区にもいる。シーズンで数多くオオタニと対戦し、ディビジョンを争わなければならないことを想像してみてほしい」と綴っている。

 さらに、同じロサンゼルスを本拠とするドジャース移籍となった場合について「それも問題であり腹立たしいが、少なくともその際はナショナル・リーグに所属し、エンゼルスの成績にはほとんど影響を与えないだろう」と指摘。その一方で「もしオオタニがテキサスでプレーすることになれば、アストロズやマリナーズといったチームも絡んでくるため、エンゼルスが近い将来にプレーオフ出場がさらに遠くなる」と来季以降の浮上が困難であると論じている。

 ワールドシリーズも中盤に差し掛かり、FA交渉の解禁も少しずつ近づいている。果たしてどれだけの球団が大谷獲得に名乗りを挙げるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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