広島との契約内容が去就左右?ジュニオール・サントス代理人がオファー告白

2022年10月30日(日)11時20分 FOOTBALL TRIBE

ジュニオール・サントス(写真右) 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・サンフレッチェ広島からブラジル1部ボタフォゴFRへ期限付き移籍中のブラジル人FWジュニオール・サントス(27)は、今年12月に期限付き移籍期間が満了を迎える。そんな中、同選手の代理人がボタフォゴFR残留の可能性や交渉状況を明かした。29日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。


 ジュニオール・サントスは今年8月15日にサンフレッチェ広島からボタフォゴFRへの期限付き移籍が正式決定。当初はFWフランシスコ・ソアレス(31)の控えという立場だったが、8月21日のデビュー戦でいきなりゴールをマーク。以降はリーグ戦ほぼ全試合で先発出場するなど、右サイドハーフでレギュラーに定着している。


 ジュニオール・サントス本人は先月末、ブラジルメディア『ランセ』の取材で「僕はボタフォゴFRとの契約を更新したいんだ。自分だけでなく、チーム全体がつねにベストを尽くさなければならないが、僕はここに留まりたいね」とコメント。来季以降もボタフォゴFRでプレーすることを望んでいる。


 一方、ボタフォゴFRの専門サイト『Fogaonet』は同選手の契約内容について「ボタフォゴFRは来年6月までのレンタル期間延長が可能。400万ドル(約5億3000万円)の買い取りオプションも設定されている」と報じていた。


 そんなジュニオール・サントスの今後について、同選手の代理人は『グローボ』のインタビューで「ブラジル国内外からオファーが届いているけど、ボタフォゴFRでプレーする方がいいんだ」と今冬残留が基本線であることを明言。


 「ボタフォゴFRもそうだけど、ジュニオール・サントスも良い時間を過ごしているから、彼にはトレーニングやシーズン終盤の重要な試合に集中してもらいたい。もちろん、すぐにでも去就についてクラブと話し合うスケジュールを組むべきだと考えている」と、今後クラブ幹部との交渉に臨むことを明かしている。


 ただ一方で『グローボ』は「ボタフォゴFRがジュニオール・サントスを引き留める場合、サンフレッチェ広島と交渉しなければならない。というのも、彼とサンフレッチェ広島の契約は2023年末で終了するからだ。つまり来年7月以降、彼は他クラブと事前契約を結ぶことができるようになる」と言及。同選手のボタフォゴFR残留が容易ではないとの見解を示している。

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