野左根航汰「後続との差をコントロールでき、いいレースだった」/全日本ロード最終戦鈴鹿 レース2会見

2020年11月1日(日)19時5分 AUTOSPORT web

 11月1日に三重県の鈴鹿サーキットで行われた2020年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦 第52回MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿のJSB1000決勝レース2を終え、表彰台に登った野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、清成龍一(Keihin Honda Dream SI Racing)、渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING)が戦いを振り返った。


■野左根航汰/YAMAHA FACTORY RACING TEAM(レース1:優勝)

2020年全日本ロード最終戦鈴鹿 JSB1000 レース2:野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)

「昨日のレース1みたいにトップで逃げ切りたかったですが、スタートで清成選手に前に出られて、ペースも速かったので、何周か待つことにしました。前に出てから一度ペースを上げたのですが、中須賀選手がついてきたので、2分6秒の真ん中から前半に落として様子を見て、1周だけ2分5秒台にペースを戻しました」


「そのとき自分もシケインで突っ込みすぎたのですが、後ろで転倒した音が聞こえて、それが中須賀選手でした。昨日と同じように、他車よりも柔らかめのタイヤを履いていて、周回数が2周増えたことの影響は分かっていませんでした。でも後ろとの差もコントロールでき、いいレースでした」


■清成龍一/Keihin Honda Dream SI Racing(レース1:2位)

2020年全日本ロード最終戦鈴鹿 JSB1000 レース2:清成龍一(Keihin Honda Dream SI Racing)

「土曜、金曜と転倒して、バイクを2台壊してしまいました。でもチームが頑張ってくれて、3台目になってもフィーリングよく乗ることができました。タイムは変わらないけど、昨日からセッティングをわずかに変更したら、アベレージタイムもよくなりました」


「でも昨日のトップ3のライダーには全く及ばず、すごく悔しいです。中須賀選手には申し訳ないけれど、ラッキーで表彰台に上がることができました。表彰台はうれしいけど、レース内容はどうにかしないといけないと思っています。反省して、次に向けて頑張ります」


■渡辺一樹/YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING(レース1:3位)

2020年全日本ロード最終戦鈴鹿 JSB1000 レース2:渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING)

「昨日と同じ位置ですが……コメントしづらいですね。走り始めで、路面コンディションが昨日とは違うなと感じました。想定していたペースで走ることができず、中盤に盛り返すこともできなくて後半には下がってしまいました。応援してくれた人がたくさんいたのに、こたえられずに悔しいです」


「1年間チームと造ってきたバイクは、どんな状況でも走れることが目標で、昨日はできてきたと思っていたのに、今日はダメでした。改めて造り込まないといけない部分が見えてきました。このレースを踏まえて、次があればもっといいレースができるようなバイクを造りたいです」

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