バイエルンが6連勝! 混戦のD組はトッテナム、鎌田躍動のフランクフルトが突破/CL第6節

2022年11月2日(水)9時7分 サッカーキング

CL・グループAからDまでの最終節が終了した [写真]=Getty Images

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 チャンピオンズリーグ(CL)・グループAからDまでの第6節(最終節)が11月1日に各地で行われた。

 グループAではここまでのCL5戦全勝のナポリ(イタリア)がリヴァプール(イングランド)の本拠地に乗り込んだ。試合は拮抗した展開となったものの、モハメド・サラーのCL5試合連続ゴールで85分にリヴァプールが先制する。後半アディショナルタイムにはダルウィン・ヌニェスのCL3試合連続弾で勝負を決定付けて、リヴァプールが5連勝を記録した。これで、ナポリは公式戦での連勝が13試合でストップ。今季初黒星となったが、第1節でリヴァプールを4−1で下していることから、直接対決の得失点差で上回り、首位通過が決定した。一方、アヤックス(オランダ)はレンジャーズ(スコットランド)と敵地で対戦。ステフェン・ベルフハイスが序盤に先制点を挙げると、その後はしっかりと追加点を挙げ、3−1で勝利。3位でヨーロッパリーグ(EL)に回ることとなった。

 グループBでは首位通過を目指すポルト(ポルトガル)とアトレティコ・マドリード(スペイン)が対戦した。試合は序盤からホームチームのペースで進み、開始早々の5分にメフディ・タレミが先制ゴールをマーク。ステファン・ユースタキオが追加点を挙げて後半へと突入した。アトレティコ・マドリードは後半から徐々にチャンスの数を増やしたものの、1点が遠い。後半アディショナルタイムにはセットプレーからオウンゴールで1点を返したが、反撃もここまで。レヴァークーゼン(ドイツ)とクラブ・ブルッヘ(ベルギー)の一戦はスコアレスドローで終わったため、ポルトは最終節で首位に浮上することに成功した。一方、アトレティコ・マドリードはレヴァークーゼンと勝ち点で並んだものの、直接対決の成績が1分1敗となっており、最下位でグループステージを終えることが決まっている。

 グループCでは5連勝中のバイエルン(ドイツ)がホームにインテル(イタリア)を迎えた。32分にセットプレーで先制すると、72分にはエリック・マキシム・チュポ・モティングが強烈なミドルシュートを突き刺す。試合はこのまま終了し、バイエルンは6戦全勝、うち5試合がクリーンシートという驚異的な成績でグループステージを締め括った。一方、前節無念の敗退が決まったバルセロナ(スペイン)は敵地でヴィクトリア・プルゼニ(チェコ)と対戦。イニャキ・ペーニャ、パブロ・トーレといった若手が今季初スタメンとなった一戦では、6分にマルコス・アロンソのゴールでバルセロナが先制する。フェラン・トーレスが2点を追加して迎えた75分には、ハフィーニャのパスに抜け出したパブロ・トーレが左足でCL初ゴール。試合は4−2でバルセロナの勝利に終わった。

 グループDは前節終了時点で唯一、全チームに突破の可能性が残されている大混戦で最終節を迎えた。首位を走るトッテナム(イングランド)は敵地でマルセイユ(フランス)と対戦。前半はマルセイユのペースで進み、アディショナルタイムにはシャンセル・ムベンバが先制ゴールを記録。しかし、後半はトッテナムが怒涛の反撃を見せる。54分にセットプレーからクレマン・ラングレが同点ゴールを決めると、後半アディショナルタイムにはカウンターからピエール・エミール・ホイビュルクが強烈な右足シュートを沈めた。試合はこのままタイムアップを迎え、トッテナムが首位でグループステージを終えることを確定させている。

 一方、“日本人対決”も期待された2位スポルティング(ポルトガル)と3位フランクフルト(ドイツ)の一戦は、スポルティングの守田英正、フランクフルトの長谷部誠が負傷のためメンバー外に。鎌田大地は先発に名を連ねた。試合はフランクフルトのペースで進んだものの、前線からの守備でショートカウンターを完遂したスポルティングが先手を取ってハーフタイムに突入する。それでも、62分には鎌田がPKで同点ゴールを記録。鎌田はこれでCL3試合連続ゴールとなった。その10分後にはランダル・コロ・ムアニがボックス右から強引に右足でねじ込み、フランクフルトが逆転に成功。試合はこのままタイムアップを迎え、フランクフルトが2位で決勝トーナメント進出を果たした。

 今節の試合結果とグループAからDまでの最終的な順位表は下記の通り。なお、グループEからHまでの第6節は11月2日に行われる。

■第6節結果/順位表

1日開催分

▼グループA
リヴァプール(イングランド) 2−0 ナポリ(イタリア)
レンジャーズ(スコットランド) 1−3 アヤックス(オランダ)

1位:ナポリ(勝ち点15)
2位:リヴァプール(勝ち点15)
3位:アヤックス(勝ち点6)
4位:レンジャーズ(勝ち点0)

▼グループB
ポルト(ポルトガル) 2−1 アトレティコ・マドリード(スペイン)
レヴァークーゼン(ドイツ) 0−0 クラブ・ブルッヘ(ベルギー)

1位:ポルト(勝ち点12)
2位:クラブ・ブルッヘ(勝ち点11)
3位:レヴァークーゼン(勝ち点5)
4位:アトレティコ・マドリード(勝ち点5)

▼グループC
バイエルン(ドイツ) 2−0 インテル(イタリア)
ヴィクトリア・プルゼニ(チェコ) 2−4 バルセロナ(スペイン)

1位:バイエルン(勝ち点18)
2位:インテル(勝ち点10)
3位:バルセロナ(勝ち点7)
4位:ヴィクトリア・プルゼニ(勝ち点0)

▼グループD
スポルティング(ポルトガル) 1−2 フランクフルト(ドイツ)
マルセイユ(フランス) 1−2 トッテナム(イングランド)

1位:トッテナム(勝ち点11)
2位:フランクフルト(勝ち点10)
3位:スポルティング(勝ち点7)
4位:マルセイユ(勝ち点6)

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