強行日程…レスター、試合後すぐに会長の葬儀のためにタイへ

2018年11月4日(日)10時4分 サッカーキング

試合後のレスターの選手たち [写真]=Getty Images

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 レスターの選手・スタッフらは、逝去したヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏の葬儀に参列するためタイへ向かった。イギリスメディア『BBC』などが11月3日に伝えている。

 先月27日に本拠地キング・パワー・スタジアムで行われた第10節・ウェストハム戦終了後、ヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ会長を乗せたヘリコプターがスタジアム外に墜落。レスターのオーナー・会長だったスリヴァッタナプラバ氏を含めた搭乗者5人全員が命を落とした。

 ミッドウィークのカップ戦が延期となった一方、週末のカーディフ・シティ戦は開催。ウォーミングアップでは選手たちが会長の写真が描かれたシャツを着用し、また試合前には1分間の黙祷が実施された。なお、試合はレスターが1−0で勝利している。

 試合後、会長への黙祷などに好意的に応じてくれたカーディフ・シティのサポーターにもレスターの選手は挨拶。スタジアムを周り、丁寧に両クラブサポーターに感謝を伝えていた。

 その後、レスターの選手・スタッフは慌ただしく移動。すぐに空港に向かい、会長の葬儀が行われるタイに飛ぶようだ。なお、選手たちはタイでの短い滞在を経て再び帰国し、10日のバーンリー戦に備えるという強行日程をこなすことが見込まれている。

 タイ出身の実業家であったスリヴァッタナプラバ氏の葬儀は母国で試合当日の3日から執り行われており、1週間にわたって実施。バンコクの寺院で仏教の入浴儀式から始まり、記念式典などが続く予定となっている。

サッカーキング

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