ソシエダ、シルバ躍動で終始優勢も1点のみで辛勝…菅原出番なしのAZは今季EL初黒星

2020年11月6日(金)5時0分 サッカーキング

レアル・ソシエダがAZに勝利 [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第3節が5日に行われ、DF菅原由勢が所属するAZはレアル・ソシエダと対戦した。菅原はベンチ入りしたが、出番はなかった。

 AZはナポリとリエカを破って2連勝でグループFの首位を快走。対するソシエダは1勝1敗で3位につけている。試合はホームのソシエダが主導権を握り、立ち上がりから相手ゴールに迫る。12分、CKのこぼれ球からダビド・シルバが立て続けに2本シュートを打ったが、どちらも得点には結びつかず。

 その後もソシエダはチャンスを作り続けるが、最後のところで決定力を欠く。18分にシルバが絶妙なスルーパスで決定機を演出したが、ポルトゥのシュートはGKの好セーブ。19分にはシルバがエリア中央フリーでヘディングシュートを放ったが、これは枠の右に外れた。32分にはナチョ・モンレアルがエリア左から決定的なグラウンダークロスを送るが、ゴール前に飛び込んだ味方2人は決めきれず。

 防戦一方のAZは38分に最初のチャンス。オーウェン・ワインダルがケルヴィン・ステングスとのワンツーでエリア左へ突破しシュートを放ったが、これはGKミゲル・アンヘル・モヤにセーブされた。試合はスコアレスで折り返す。

 ソシエダは後半も立ち上がりから攻め込む。46分、エリア右でシルバからパスを受けたポルトゥが右足を振り抜き、51分にもシルバのパスを受けたミケル・オヤルサバルがミドルシュートを放ったが、どちらもGKマルコ・ビゾットの好セーブに阻まれた。

 58分、ついにソシエダの猛攻が実る。シルバのパスからエリア左に抜けたモンレアルがマイナスに折り返し、中央のオヤルサバルが合わせる。これをファーポストのポルトゥが押し込んで先制点を奪った。

 1点を追うAZは75分、ザカリア・アブカウがホーコン・エヴイェンとのワンツーでエリア左に抜けたが、鋭い折り返しはGKモヤにセーブされた。直後にはアブカウがゴール前のこぼれ球をダイレクトで叩いたが、枠を捉えなかった。

 終盤はAZも反撃を見せたが、試合はこのまま終了。ソシエダはホームで終始優勢に試合を進めたが、奪えたのは1点のみで辛勝。敗れたAZは今シーズンEL初黒星となった。もう1試合はナポリがリエカに2−1で勝利。この結果、AZ、ソシエダ、ナポリが勝ち点「6」で並んだ。

 26日に行われる次節はAZがレアル・ソシエダをホームに迎える。

【スコア】
レアル・ソシエダ 1−0 AZ

【得点者】
1−0 58分 ポルトゥ(ソシエダ)

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