バルサがラ・リーガ4連勝! 引退表明のピケは83分までプレー…大喝采の中『カンプ・ノウ』のピッチを後に

2022年11月6日(日)10時15分 サッカーキング

アルメリア戦に先発出場したピケ [写真]=Getty Images

写真を拡大

 ラ・リーガ第13節が5日に行われ、バルセロナとアルメリアが対戦した。

 ラ・リーガ4連勝を目指すバルセロナは、ウスマン・デンベレ、ロベルト・レヴァンドフスキ、フェラン・トーレスが前線で3トップを形成。また、先日現役引退を表明したジェラール・ピケもセンターバック(CB)としてスタメンに名を連ねた。今節は15位アルメリアを本拠地『カンプ・ノウ』に迎えての一戦となった。

 序盤から主導権を握ったのはバルセロナ。5分、デンベレとの連携で右サイドを突破したアレックス・バルデがボックス内にクロスを供給。ファーサイドでF・トーレスがヘディングで合わせると、ボールは相手DFの腕に当たり、オンフィールドレビューの結果、バルセロナにPKが与えられた。キッカーを務めたのはレヴァンドフスキ。しかし、右足で放たれたシュートは左ポストに当たり、そのままゴールラインを割った。

 絶好のチャンスを逃したバルセロナは、その後もいくつかチャンスを作るものの、アルメリアの粘り強い守備対応に遭い、なかなかゴールネットを揺らすことができない。すると28分にアルメリアに決定機。ピッチ中央でフレンキー・デ・ヨングのパスをカットしたラージー・ラマザニがドリブルでボックス内まで持ち込みシュートを放ったが、タイミング良く距離を詰めたGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの好セーブに阻まれ、先制点とはならなかった。

 40分にはバルセロナに決定機。前線でボールをキープしたレヴァンドフスキが、巧みな反転からDFラインの裏へスルーパスを供給。抜け出したF・トーレスのパスに最後はデンベレが頭で合わせたが、アルメリアのGKフェルナンド・マルティネスの好セーブに阻まれた。チャンスを生かすことができないまま、前半はこのままスコアレスで終了した。

 後半開始直後の48分、試合の均衡が破れる。自陣深くでボールを受けたセルヒオ・ブスケツが右サイドに鋭いロングフィードを供給すると、これに反応したデンベレがカットインでボックス中央まで侵入し、最後は左足でシュート。ボールはゴール左下隅に吸い込まれ、バルセロナが先制に成功した。

 62分にはバルセロナに追加点。敵陣中央でボールをキープしたペドリが左サイドに展開すると、パスを受けたジョルディ・アルバはボックス左角付近からゴール前に鋭いクロスを供給。飛び込んできたアンス・ファテイのシュートは相手GKに阻まれたものの、こぼれ球をF・デ・ヨングがボレーで蹴り込みゴールネットを揺らした。

 その後も攻め続けるバルセロナ。65分にはボックス内でA・ファティとレヴァンドフスキが立て続けにシュートを放つも、どちらもゴールネットを揺らすことは出来ず。70分にはスルーパスに抜け出したA・ファティがGKとの一対一を制しネットを揺らしたが、こちらはオフサイドの判定で追加点とはならなかった。

 83分、バルセロナはピケを下げて、負傷明けのアンドレアス・クリステンセンを投入。観客からスタンディング・オベーションが送られる中、ピケは味方選手やシャビ・エルナンデス監督、コーチングスタッフと抱擁を交わし、『カンプ・ノウ』のピッチを後にした。

 試合はこのまま2−0で終了。バルセロナがリーグ戦4連勝を飾り、ラ・リーガ暫定首位に浮上した。次節、バルセロナは8日にアウェイでオサスナと、アルメリアは9日にホームでヘタフェと対戦する。

【スコア】
バルセロナ 2−0 アルメリア

【得点者】
1−0 48分 ウスマン・デンベレ(バルセロナ)
2−0 62分 フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)

サッカーキング

「引退」をもっと詳しく

「引退」のニュース

「引退」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ