Moto2:イデミツ・ホンダ・チーム・アジアが2022年の体制発表。小椋藍とチャントラが継続参戦/MotoGP

2021年11月10日(水)14時22分 AUTOSPORT web

 11月10日、ロードレース世界選手権のMoto2クラスに参戦しているイデミツ・ホンダ・チーム・アジアは、2022年の参戦体制を発表した。


 Moto2クラスに参戦しているイデミツ・ホンダ・チーム・アジアは、世界で活躍するアジア人ライダーを発掘・育成する取り組みの一環としてホンダが2013年に発足したチームであり、初年度は高橋裕紀、現在MotoGPクラスで活躍する中上貴晶やMoto2クラスに参戦していた長島哲太も所属した経験がある。


 2016年からはMoto3クラスにもホンダ・チーム・アジアとしてエントリーしており、日本人ライダーでは尾野弘樹や鳥羽海渡が参戦してきた。そして2018年からは2クラスのチーム監督に青山博一を迎えており、現在はMoto3クラスに國井勇輝、Moto2クラスに小椋藍が参戦している。


 そんななか、来季の参戦体制が発表され、Moto2クラスは小椋藍とソムキアット・チャントラが継続参戦することが決定した。なお、監督は引き続き青山博一が務める。


 ホンダは「両ライダーとも今年のMoto2シーズンにおいて確実な進歩が見られ、来年もイデミツ・ホンダ・チーム・アジアのライダーとして成長し続けると考えている」という。


■小椋藍
「まずはご支援いただいているすべての皆様に感謝します。Moto2の2年目はさらに上を目指せると信じていますので、楽しみです。世界選手権Moto3の2年目同様、タイトルを目指したいと思います。来年は優勝できる自信があります」


■ソムキアット・チャントラ
「来年もイデミツ・ホンダ・チーム・アジアで戦えることを嬉しく思うよ。ライダーとしてさらに成長し、今シーズン学んだことを来年に活かし、さらにいい結果を出す機会をもらえたことに感謝している。2022年は、全戦をトップグループで戦う、ベストシーズンにしたいと思う」

2022年もMoto2に参戦する小椋藍、ソムキアット・チャントラ(イデミツ・ホンダ・チーム・アジア)


■青山博一(チーム監督)
「まずは、出光興産株式会社とスポンサーの皆様に感謝したいと思います。小椋選手とチャントラ選手が引き続き参戦することを大変嬉しく思います」


「チャントラ選手ですが、昨年は飛躍的な成長を見せてくれました。小椋選手は、ルーキーながらも早くも表彰台に1回のぼり、常にトップポジションをかけて戦いました。2022年シーズンは両選手ともチャンピオンシップを獲得できるポテンシャルがありますので、彼らの更なる進化が楽しみです」


 また、Moto3クラスに参戦しているホンダ・チーム・アジアのライダーも発表され、マリオ・アジと古里太陽がエントリーすることが決まった。

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