東京Vアルハンの韓国移籍決定か。インドネシア代表の韓国人監督が明言

2023年11月11日(土)17時53分 FOOTBALL TRIBE

プラタマ・アルハン 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は来年1月開催のAFCアジアカップでインドネシア代表と対戦する。そのインドネシア代表率いる韓国人のシン・テヨン監督が、同国代表DFプラタマ・アルハンの去就に言及した模様。今季限りでの東京ヴェルディ退団、韓国国内クラブへの移籍が決まったようだ。


 現在21歳のアルハンは、昨年2月にインドネシア1部PSISスマランから東京Vへ完全移籍。加入時点でインスタグラムのフォロワー300万人を誇るスター選手として注目を集めていたが、来日1年目の2022シーズンはスタメン出場したJ2第25節・栃木SC戦をのぞき、全公式戦でベンチ外。今季も天皇杯2試合で先発出場したものの、リーグ戦ではわずか1試合の出場。今月5日の栃木SC戦でもメンバー外だった。


 今季も出場機会に恵まれなかったアルハンだが、韓国メディア『スポーツ朝鮮』は今年9月末、韓国サッカーの移籍市場に精通した関係者から独自に入手した情報として「韓国1部リーグの水原FCが(今季終了後に)フリーエージェントであるアルハンと大筋合意に達した。細部についても近日中に決定する予定だ」とリポート。


 一方でインドネシアメディア『okebola』によると、選手本人は先月に『MNCポータルインドネシア』のインタビューで「東京Vでのポジション争いは激しいし、優秀な選手が多い。それでも個人的にはもっと海外でプレーしたいし、海外で経験を積みたい。今は日本でプレーしているけど、日本に残ってもっと多くのことを学びたいんだ」と、残留の意思を覗かせていたという。


 しかしシン・テヨン監督は今月、ポッドキャスト番組『ビバゴール・インドネシア』出演時に「アルハンが東京Vでプレーするのは難しい。だが、来年は水原FCへ移籍する。水原FCは彼にとって良い環境だ」と、今年冬の移籍を明言。東京Vとの契約期間は来年1月までとみられ、移籍金ゼロで韓国に新天地を求めたという。


 水原FCはレギュラーシーズン33試合で8勝7分17敗と、12クラブ中10位で終了。下位6クラブによるプレーオフへ回ると、プレーオフでも5試合中2試合を終えて1分1敗。依然として降格プレーオフ圏の10位に沈んでいる。また同クラブには、かつてジェフユナイテッド市原・千葉でプレーしていたFWリカルド・ロペスや、バルセロナ下部組織出身のMFスンウが在籍している。

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