“デア・クラシカー”はドルトムントに軍配! バイエルンに逆転勝利

2018年11月11日(日)7時37分 サッカーキング

2得点でドルトムントの勝利を手繰り寄せたロイス [写真]=Getty Images

写真を拡大

 10日、ドイツ・ブンデスリーガ第11節でドルトムントとバイエルンによる“デア・クラシカー”が行われた。

 今シーズン、リーグで7年ぶりとなる連敗を喫するなど不調が垣間見えるバイエルンと、公式戦15試合無敗を記録するなど好調ドルトムントが、ドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクで相まみえた。

 試合はポゼッションのバイエルンと、ショートカウンターのドルトムントという対立的な入り方で進むと、試合を動かしたのはアウェイのバイエルンだった。26分、右サイドからのクロスに反応したはエースのロベルト・レヴァンドフスキ。中央でフリーになると、頭で合わせバイエルンに先制点をもたらした。

 その後も素早い攻守の切り替えと安定したボールポゼッションでバイエルンが主導権を握り、1−0で試合を折り返す。ドルトムントは後半開始時にユリアン・ヴァイグルを下げ、マハムド・ダフードを投入した。

 すると後半開始わずか3分、サンチョのスルーパスに抜け出したロイスがマヌエル・ノイアーに倒されPKを獲得。これを倒されたロイス自らゴール右へと冷静に沈め、ドルトムントが同点に追いついた。

 しかし52分、バイエルンがあっさりと勝ち越す。再び右サイドを崩すと最後はまたもレヴァンドフスキ。キミッヒのチップキックのクロスに最後はエースが頭で押し込みバイエルンが2−1とした。

 再び1点ビハインドとなったドルトムント。しかし、ロイスが黙っていなかった。67分、右サイドからの低いクロスにロイスがゴール前でダイレクトで合わせ、ドルトムントが再び試合を振り出しに戻した。

 追いついたドルトムントは波に乗ると73分、自陣でジェイドン・サンチョがボールを奪うと、ショートカウンターでパコ・アルカセルが抜け出し、ノイアーとの1対1を冷静に沈めゴール。ドルトムントがあっという間に逆転に成功した。

 追いつきたいバイエルンは選手交代で変化をつけるがゴールは遠く。ドルトムントが逃げ切り、重要な一戦で逆転勝利を果たした。

 これでドルトムントは勝点を27に伸ばし、首位の座を堅持。バイエルンとの勝ち点差を「7」に広げた。なお、MF香川真司は今節ベンチ外となっている。

【スコア】
ドルトムント 3−2 バイエルン

■得点者
0−1 26分 レヴァンドフスキ(バイエルン)
1−1 48分 ロイス(ドルトムント)
1−2 52分 レヴァンドフスキ(バイエルン)
2−2 67分 ロイス(ドルトムント)
3−2 73分 パコ・アルカセル(ドルトムント)

【スターティングメンバー】
ドルトムント(4−2−3−1)
ヒッツ;ピシュチェク、ザガドゥ、アカンジ、ハキミ;ヴィツェル、ヴァイグル(46分 ダフート);サンチョ、ロイス、ラーセン(82分 デラネイ);ゲッツェ(59分 P・アルカセル)

バイエルン(4−5−1)
ノイアー;キミッヒ、ボアテング、フンメルス(65分 ズーレ)、アラバ;マルティネス、ゴレツカ、ニャブリ(74分 R・サンチェス)、ミュラー(82分 ヴァーグナー)、リベリー;レヴァンドフスキ

サッカーキング

「ドルトムント」をもっと詳しく

「ドルトムント」のニュース

「ドルトムント」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ