鎌田大地、前回より得点チャンス増に自信…浅野と鈴木は「僕的にやりやすい」FW
2020年11月11日(水)20時56分 サッカーキング
日本代表MF鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)が、オンラインでの取材に応じた。
前回の代表にも参加していた鎌田は、10月9日のカメルーン戦(△0−0)で途中出場、同13日のカメルーン戦(○1−0)でフル出場を果たした。振り返って、「初めてトップ下で試合に出て90分プレーもできたし、やっぱり『トップ下のほうがやりやすいなっていう印象を得ました。あと、ゴールにはかなり近づけてたと言うか、チャンスはいっぱいありました。得点を取れたらよかったと思いますけど、周りとの関係性は悪くなかったと思うので、悲観する内容ではなかったかなと思います」と語り、一定の手応えがあったことを認めた。
今回の代表活動では、13日にパナマ代表、17日にメキシコ代表と対戦する。前回はセットプレーからDF植田直通が挙げた1点しか生まれなかったが、今回は流れの中からも得点を生み出すチャンスが増えるはずだと鎌田は意気込んでいる。
「前回は久しぶりの活動で時間も空いていたので、1試合目は連動性がなかなか噛み合っていませんでした。時間が経って、2戦目はかなり改善できていました。今回は1カ月後にすぐまた集まれているので、よりよい関係性は築けていると思います。前回の試合についても話して、もっとこういうところを改善したいっていう話をしているので、それができれば得点チャンスはもっと増えるはず。得点は生まれやすくなると思うので、今回の活動でそういうところを見せていけたらなと思います」
鎌田は今回、浅野拓磨(パルチザン/セルビア)、鈴木武蔵(ベールスホット/ベルギー)と、スピード系のFWと前線でプレーすることになる。「拓磨くんも武蔵くんもリオ(オリンピック)のときから世代別でやらせてもらっている。スピードの速い選手なので僕的にはやりやすいし、うまく生かせればと思います」と連携面での自信をうかがわせた。また、コートジボワール戦で縦関係のコンビを組んだ鈴木については、「(コートジボワール戦は)相手も強かったので武蔵くんも大変そうだなと思って見ていたけど、しっかり体を張ったりボールを収めてくれていたので、僕的には良かったです。やっぱり、自分がワントップをやったときはああいうプレーはできないので」と評価した。
一方、自身がプレーする攻撃的MFではし烈なポジション争いが予想される。鎌田は、「前は本当にいい選手が揃っていますし、2列目は(選手が)一番多いポジションなので争いは大変です。だけど、まずはチームとして、(監督の)森保(一)さんが大事にしている守備の部分は大事にしないとダメだと思います。まずはそこをしっかりやって、あとは前の選手なのでゴールやアシストを残せたらいいと思います」と語り、まずはチームとしてのテーマ徹底が重要だとの見方を示した。
鎌田は自身のクラブでの活動については、「僕自身は代表活動とチームでの役割はかなり違うので、『代表のためにチームでどう』っていうのはあまり考えていないです」と正直にコメント。一方、「チームで求められることをやっていくこと、それに応えられると能力は上がっていくと思うので、『チームのために』というのを思ってやっています」と、基本的なスタンスはクラブでも代表でも変わらないとした。
そんな鎌田がMF長谷部誠とともにプレーするフランクフルトは、10月の代表ウィーク後、3分1敗と苦しい時期が続いている。鎌田はクラブの現状について、「チームとして(順位表の)下にいるチームに勝ち点を取れないというのは去年もありましたし、フランクフルトはそういうのを苦手というか勝ち点をこぼしているからヨーロッパ圏にいれない。そういうチームに勝ち点を取れないといけないと思っていますけど、チームのスタイルもあって取り切れない所もあります」と分析。また、「チームとしてもちろん毎試合勝ち点を狙っていて、取り切れていないというところは残念ですけど、逆にバイエルン以外には負けていない。代表明けからしっかり勝ち点を稼いでいければ問題ないと思うので、負けることなくやっていけたらいいかなと思います」とも語り、チームの最終的な目標である「欧州大会出場」には十分なチャンスがあるとの見方を示した。
また鎌田は、クラブチームで複数選手に新型コロナウイルス陽性反応が出たことを受けて代表招集が見送られた奥川雅也(ザルツブルク/オーストリア)にも言及。「雅也はもちろん同い年で昔から知ってはいました。でも、一緒にプレーしたことはなかったので、今回初めて(一緒に)できると思って楽しみにしていたので残念です」と語りつつ、「彼の実力ならいつかはA代表に入ると思っていました。いつか一緒にプレーできると思うので、その日を楽しみにしたいと思います」と将来的な共闘に期待を寄せた。
前回の代表にも参加していた鎌田は、10月9日のカメルーン戦(△0−0)で途中出場、同13日のカメルーン戦(○1−0)でフル出場を果たした。振り返って、「初めてトップ下で試合に出て90分プレーもできたし、やっぱり『トップ下のほうがやりやすいなっていう印象を得ました。あと、ゴールにはかなり近づけてたと言うか、チャンスはいっぱいありました。得点を取れたらよかったと思いますけど、周りとの関係性は悪くなかったと思うので、悲観する内容ではなかったかなと思います」と語り、一定の手応えがあったことを認めた。
今回の代表活動では、13日にパナマ代表、17日にメキシコ代表と対戦する。前回はセットプレーからDF植田直通が挙げた1点しか生まれなかったが、今回は流れの中からも得点を生み出すチャンスが増えるはずだと鎌田は意気込んでいる。
「前回は久しぶりの活動で時間も空いていたので、1試合目は連動性がなかなか噛み合っていませんでした。時間が経って、2戦目はかなり改善できていました。今回は1カ月後にすぐまた集まれているので、よりよい関係性は築けていると思います。前回の試合についても話して、もっとこういうところを改善したいっていう話をしているので、それができれば得点チャンスはもっと増えるはず。得点は生まれやすくなると思うので、今回の活動でそういうところを見せていけたらなと思います」
鎌田は今回、浅野拓磨(パルチザン/セルビア)、鈴木武蔵(ベールスホット/ベルギー)と、スピード系のFWと前線でプレーすることになる。「拓磨くんも武蔵くんもリオ(オリンピック)のときから世代別でやらせてもらっている。スピードの速い選手なので僕的にはやりやすいし、うまく生かせればと思います」と連携面での自信をうかがわせた。また、コートジボワール戦で縦関係のコンビを組んだ鈴木については、「(コートジボワール戦は)相手も強かったので武蔵くんも大変そうだなと思って見ていたけど、しっかり体を張ったりボールを収めてくれていたので、僕的には良かったです。やっぱり、自分がワントップをやったときはああいうプレーはできないので」と評価した。
一方、自身がプレーする攻撃的MFではし烈なポジション争いが予想される。鎌田は、「前は本当にいい選手が揃っていますし、2列目は(選手が)一番多いポジションなので争いは大変です。だけど、まずはチームとして、(監督の)森保(一)さんが大事にしている守備の部分は大事にしないとダメだと思います。まずはそこをしっかりやって、あとは前の選手なのでゴールやアシストを残せたらいいと思います」と語り、まずはチームとしてのテーマ徹底が重要だとの見方を示した。
鎌田は自身のクラブでの活動については、「僕自身は代表活動とチームでの役割はかなり違うので、『代表のためにチームでどう』っていうのはあまり考えていないです」と正直にコメント。一方、「チームで求められることをやっていくこと、それに応えられると能力は上がっていくと思うので、『チームのために』というのを思ってやっています」と、基本的なスタンスはクラブでも代表でも変わらないとした。
そんな鎌田がMF長谷部誠とともにプレーするフランクフルトは、10月の代表ウィーク後、3分1敗と苦しい時期が続いている。鎌田はクラブの現状について、「チームとして(順位表の)下にいるチームに勝ち点を取れないというのは去年もありましたし、フランクフルトはそういうのを苦手というか勝ち点をこぼしているからヨーロッパ圏にいれない。そういうチームに勝ち点を取れないといけないと思っていますけど、チームのスタイルもあって取り切れない所もあります」と分析。また、「チームとしてもちろん毎試合勝ち点を狙っていて、取り切れていないというところは残念ですけど、逆にバイエルン以外には負けていない。代表明けからしっかり勝ち点を稼いでいければ問題ないと思うので、負けることなくやっていけたらいいかなと思います」とも語り、チームの最終的な目標である「欧州大会出場」には十分なチャンスがあるとの見方を示した。
また鎌田は、クラブチームで複数選手に新型コロナウイルス陽性反応が出たことを受けて代表招集が見送られた奥川雅也(ザルツブルク/オーストリア)にも言及。「雅也はもちろん同い年で昔から知ってはいました。でも、一緒にプレーしたことはなかったので、今回初めて(一緒に)できると思って楽しみにしていたので残念です」と語りつつ、「彼の実力ならいつかはA代表に入ると思っていました。いつか一緒にプレーできると思うので、その日を楽しみにしたいと思います」と将来的な共闘に期待を寄せた。