巨人ドラ1の西舘勇陽を球界OBが絶賛!「新人王を取るだけの能力がある」

2023年11月12日(日)14時27分 ココカラネクスト

巨人に1位指名された西舘の実力をラミレス氏は評価している(C)NorifumiNISHIO

 10月26日のドラフト会議ではドラマが待っていた。今年は有望な大学生投手が多く、豊作と言われていた通り、1位指名は再抽選を含めて史上最多となる7人が競合。12球団中8球団が1位に大学生投手を指名するという異例の事態となった。

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 来シーズンは新人投手が躍動するシーンが頻繁に見られそうだが、実際に野球解説者の目には今年のドラフト会議はどのように映ったのだろうか。現役時代にヤクルトや巨人などで活躍したアレックス・ラミレス氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。今年のドラフトで活躍必至の選手の名前を挙げた。

 ラミレス氏は「ダントツで西舘。彼は本当に良いピッチャーだと思います」と巨人が1位指名した中央大の西舘勇陽の名前を口にする。続けて、「来年15勝ぐらい、ローテーションを守れれば」「新人王を取るだけの能力が間違いなくある。彼は近い将来エースピッチャーになる」と絶賛。

 西舘は力強いストレートとスライダーが武器で、長いイニングを投げられるスタミナも備えている。同氏は「彼の加入によってジャイアンツは、怪我さえなければガラッと変わるくらい、チームを変える能力を持っている」と称え、好成績をマークするだけではなく、チームの雰囲気にも影響を与えるほどの存在になると予想した。

 巨人は今シーズン、リリーフ陣が精彩を欠くケースが目立っており、一時期は“魔の8回”と揶揄されていた。リリーフ陣が手薄なため、西舘を後ろに回す起用法も考えられるが、「クローザーとかリリーフじゃなくて先発でいくべき」と言い切っている。

 西舘の大学4年生のシーズンを振り返ると、春季リーグ戦はリーグ2位の57回3分の2、秋季リーグ戦でもリーグ2位の57回を投げている。粒ぞろいの東都1部リーグの投手の中でも、多くのイニングを投げているため、ラミレス氏が指摘する通りスタミナは十分だ。

 西舘が長いイニングを投げることで、リリーフ陣の負担を減らせる可能性は高い。西舘が先発として巨人を常勝軍団に導くかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【ラミちゃんねるの当該動画はこちら/https://www.youtube.com/watch?v=OmO1AxV6lcw&t=4s】

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