MotoGP:日本GP以降欠場が続いたフォルガーの体調不良の原因が明らかに

2017年11月13日(月)18時31分 AUTOSPORT web

 体調不良により、日本GP以降の欠場が続いたMotoGPライダーのジョナス・フォルガー(ヤマハ)だが、精密検査の結果、肝臓の代謝解毒が正常に機能しない『ジルベール症候群』であることが分かった。


 フォルガーは過去にも似たような症状に見舞われたことがあるとのことだが、今回、病状がはっきりしたことにより、医師団の助言を受けて食事療法に取り組んでいる。


 また、右の声帯の損傷も明らかとなった。これはアラゴンGPの転倒により傷めたもののようだが、声が正常な状態に戻るには1〜2年かかると診断された。


「状況を明確に理解し、今後の対処が明白になったことは大きな救いだ。この6週間は、何が起きているのか、なぜショートダウンの症状に見舞われているのか解らず、非常に困難だった」


「2011年から似たような症状に苦しんで来たけど、原因が究明されない中で何度も克服してきた。今はチームとパドックの友人たちを恋しく思う。ソーシャルメディアを通じて沢山の応援メッセージをもらい、チーム、スポンサーに感謝したい」とフォルガーはチームを通じてメッセージを送った。


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