レヴァークーゼンの躍進続く! 開幕後11戦で勝ち点「31」獲得…“ペップ・バイエルン”の記録に並ぶ
2023年11月13日(月)22時57分 サッカーキング
さらに、スペイン人DFアレハンドロ・グリマルドやスイス代表MDグラニト・ジャカ、ドイツ代表MFヨナス・ホフマンといった新戦力もそれぞれの持ち味を発揮。既存戦力と新戦力が上手く融合したレヴァークーゼンは開幕3連勝とスタートダッシュに成功し、その後も順調に勝ち点を積み上げている。現地時間12日に行われた第11節ではウニオン・ベルリンを4−0で粉砕し、今シーズンの好調ぶりを改めて証明した。
ここまで11試合を終えての戦績は10勝1分で、勝ち点を落としたのは第4節バイエルンとのアウェイゲームのみ。そのバイエルンを抑え、勝ち点「31」で首位に君臨しているレヴァークーゼンだが、今シーズンここまでの成績はブンデスリーガ史に残る好記録となっているようだ。データサイト『Opta』によると、リーグ開幕後の11試合で「31」ポイントを獲得したのは今シーズンのレヴァークーゼンが史上2チーム目とのこと。ジョゼップ・グアルディオラ監督(現:マンチェスター・シティ)が率いた2015−16シーズンのバイエルンと並び、ブンデスリーガにおける11節終了時点での最高勝ち点となっている。
2015−16シーズンのバイエルンは12節以降も順調に勝ち星を積み重ね、最終的には28勝4分2敗・勝ち点「88」の成績でマイスターシャーレ(優勝チームに贈られるトロフィー)を獲得。2位のドルトムントに「10」ポイント差をつけての優勝劇だった。このシーズンも含め、ブンデスリーガは現在バイエルンが11連覇中。記録的な好スタートを切ったレヴァークーゼンは“絶対王者”の進撃を止めることができるのか。今後の戦いにも注目が集まる。
なお、ウニオン・ベルリン戦後に記録について問われたシャビ・アロンソ監督は「記録を破ることは特別な目標ではなかった。それはパフォーマンスの結果だよ。選手たちを誇りに思う」とコメントしている。