アプリリア、RS-GPに特別カラー(RED)を施して参戦。エイズやコロナの問題喚起/MotoGP第18戦バレンシアGP
2021年11月14日(日)17時25分 AUTOSPORT web
11月14日、アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニはエイズチャリティー(RED)を支援するため、2021年MotoGP第18戦バレンシアGPに特別なカラーリングを施したアプリリアRS-GPを走らせる。
アプリリアの親会社のひとつピアッジオ・グループは、2006年にロックバンド『U2』のシンガー、ボノとアメリカ人アクティビストのボビー・シュライバーが設立した団体を支援している。
HIV/エイズと戦う団体(RED)で、多くの人が忘れてしまいがちなエイズの問題について、MotoGPを通してファンの多くに意識を高めてもらうことを目的としているという。また、コロナウイルスが深刻となっている地域での対策にも取り組んでいる。
その一環として、アプリリアは2016年から最終戦にスペシャルカラーのマシンで参戦。昨年は支援のみだったが、今大会もアレイシ・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレスが赤のカラーリングをまとったRS-GPを駆り赤いレーシングスーツで決勝を戦うこととなる。