ラリージャパン2023開幕前夜、WRCトップドライバー勢ぞろいの駅前サイン会が大盛況

2023年11月15日(水)20時14分 AUTOSPORT web

 11月15日、WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』の開幕を前日に控えたこの日、名古屋鉄道・豊田市駅前広場で“プロモーション・アクト”が実施され、会場は駆けつけた多くのラリーファンの熱気で包まれた。


 16日(木)から19日(日)にかけて、愛知県豊田市の豊田スタジアムを拠点に開催されるWRC最終戦ラリージャパン。開幕前日となった水曜日は“レッキ”と呼ばれるコースの下見走行や、参戦車両の車検とシーリング、ドライバーブリーフィングなどが行われた。


 ラリーの拠点となる豊田スタジアムで着々と開催に向けた設営が進むなか、会場の最寄駅である名鉄・豊田市駅では、夕方からファン参加型のプロモーションアクトがスタート。この無料イベントでは選手紹介に続いてサイン会が行われ、ラリー開幕前から豊田市を訪れた熱心なファンを中心に、世界トップレベル・ドライバーたちとの交流を楽しんでいた。


 イベントの第1部ではヒョンデ・シェル・モビスWRTの“エース”で2022大会のウイナーであるティエリー・ヌービルをはじめ、僚友のエサペッカ・ラッピ、ダニ・ソルド、WRC2クラスに挑むヘイキ・コバライネンと同クラスシリーズチャンピオンであるアンドレアス・ミケルセン、さらにペター&オリバー・ソルベルグ親子が登場。ピエール北川さんと水村リアさんのMCも加わり駅前広場はイベント序盤から大盛りあがり。


 第2部ではTOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ、エルフィン・エバンス、セバスチャン・オジエ、そして勝田貴元の4名に加え、Mスポーツ・フォードWRTのオット・タナクとアドリアン・フルモーが第1部のメンバーと入れ替わるかたちで登壇。その後のサイン会で老若男女、幅広い層のファンの要望に応えていた。

勝田貴元(TOYOTA GAZOO Racing WRT) 2023年WRC第13戦ラリージャパン


 サイン会に先駆けて壇上に上がった勝田は、多くのラリーファンを前に前年の応援への感謝を述べるとともに、今大会での継続的なサポートを求めた。


「みなさん、こんばんは。昨年、ラリージャパンはここで初開催だったのですけど、そこでも本当にたくさんの方の応援のおかげで3位表彰台に乗ることができました」と勝田。


「今年はさらに上を目指して頑張るので、ステージはもちろんサービスパークが豊田スタジアムにありますのでぜひ、見に来ていただけたら嬉しいです。応援よろしくお願いいたします」


 いよいよ16日(木)開幕を迎えるラリージャパン2023。その競技初日“デイ1”は9時からシェイクダウンが行われた後、豊田スタジアムで17時よりセレモニアルスタートが実施される。その後、19時05分から同地のスタジアム内に造られた特設ステージでSS1“豊田スタジアムSSS”が行われる予定だ。

無料のドライバーサイン会は豊田市駅前広場で行われた
豊田スタジアムから豊田市駅前に自走してきたグレゴワール・ミュンスターのフォード・フィエスタ・ラリー2
駅前広場には競技車両も展示された
プロモーションアクト第1部に登場したドライバーたち
オリバー・ソルベルグ(手前)とペター・ソルベルグ(奥) 2023年WRC第13戦ラリージャパン
ヘイキ・コバライネン(シュコダ・ファビアR5) 2023年WRC第13戦ラリージャパン
勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2023年WRC第13戦ラリージャパン
勝田貴元ファンの親子
MCを務めたピエール北川さんと水村リアさん
『ラリージャパン2023』プロモーションアクトの様子

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