「シャビのスタイルに完璧にフィットする」久保建英獲得へのバルサの”本気度”を現地メディアが力説 レアルにも強い対抗心「先んじることは重要」

2023年11月15日(水)16時30分 ココカラネクスト

評価を高め続ける久保が来季、ビッグクラブへ移籍する可能性は高まっている(C)Getty Images

 今季もラ・リーガをはじめ、欧州のピッチで高いパフォーマンスを繰り広げているレアル・ソシエダの久保建英。その活躍からビッグクラブへの移籍の噂が囁かれ続ける中、古巣であるバルセロナによる久保獲得への、並々ならぬ意気込みが伝えられている。

 スペインメディア『E-Notícies』が現地時間11月13日(日本時間14日)、バルセロナが来夏の久保の獲得を目指していると報じた。

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 トピックでは「バルセロナは、攻撃陣の補強のためにタケフサ・クボに興味を示している。交渉はまだ初期段階だが、その意図は明確だ」と綴っている。

 さらに「まだ21歳と若い有望株であること、年齢以上に優れたクオリティー、スピード、創造性を持ち、素晴らしい体格を持っていること。これらすべてが、クボをバルセロナのスタイルに理想的な選手にしている」とプレーヤーとしてのスキルを絶賛。

 他にも「クボはシャビ・エルナンデスが求めるスタイルに完璧にフィットする。監督とクラブにとって、久保は攻撃陣の素晴らしい補強となる」と高く評価している。

 また、『E-Notícies』はバルセロナを拠点とするニュースサイトであり、ビッグクラブの地元メディアとしても位置付けられる。トピックではライバルであるレアル・マドリーとの関係にも言及しており、同クラブも日本人MF獲得を目指していることから、「レアル・マドリーは経済的に50%以上の優位性を持っている」として、「買戻し」についてのアドバンテージを指摘。久保にとってのもう一つの古巣の存在が脅威であると説いている。

 それでも同メディアは「バルセロナによるクボとの契約はレアル・マドリーにとっても大きな打撃を意味するだろう」と主張。さらに「ロス・ブランコスに先んじることは重要な動きとなる」とライバルと争うことへの強い意欲も示している。

 加えて、今回のトピックのタイトルは「バルサはアンス・ファティのことなど忘れ、フロレンティーノを悩ませる契約に6000万ユーロを支払うつもりだ」というもの。現在、ブライトンへレンタル移籍中のファティ、さらにレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長の名前も用いるなど独特のニュアンスにより、久保の移籍へのメッセージを表現している。

 同メディアは「状況は決して単純ではなく、レアル・マドリーは常に警戒しているが、ブラウグラナ(バルセロナの愛称)はクボの獲得に全力を尽くすだろう」とも綴られている。

 すでに、ラ・リーガでもトッププレーヤーとして認識されるまでに進化した久保。22歳をめぐる、ビッグクラブによる争奪戦はさらに激しさを増していくことになりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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