B2ベルテックス静岡が今季初のホーム連敗…ブラント欠場で堅守にほころび 今季ワースト102失点

2024年11月18日(月)6時14分 スポーツ報知

チーム最多15得点をマークしたベルテックス静岡・増田(カメラ・塩沢 武士)

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◆りそなB2リーグ▽第8節 福岡102—83ベルテックス静岡(17日・静岡市中央体育館)

 ベルテックス静岡が83—102で敗れ、今季初めてホームで同一カード連敗を喫した。チーム最長身208センチで、センターのアンガス・ブラント(35)が前日の試合で脳しんとうを起こし欠場。手薄になったインサイドを210センチ、138キロのジョシュア・スミス(32)に支配され、今季ワースト失点で完敗。次節は25、26日に敵地で熊本と対戦する。

 堅守がほころびた。今季は1試合平均70点台に抑えていたベルテックス静岡のディフェンスが崩壊。序盤から連続12失点するなど、相手の攻撃を止めきれなかった。前日、守りで機能していたブラントが欠場。手薄になったインサイドをつかれ、今季初の100点以上の失点で本拠2連敗を喫した。

 対策は練っていた。森高大ヘッドコーチ(35)は「相手のスミス選手のところ。昨日の試合後に『ブラントは出られないだろう』と報告を受けていたが、対応仕切れなかった」と、肩を落とした。チーム最多15得点と奮闘した増田啓介(26)も「インサイドで攻めてくることは予想できたけど、苦しい展開になった」と、うつむいた。

 次節は熊本と対戦する。この日3点シュート3発など12得点をマークしたサイモン拓海(24)が、アジア杯のグアム代表に招集された。18日に中国に入り、21日の中国戦を経て24日にはグアムで日本代表と戦う。翌日25日に熊本入りする予定だが、「到着は午後4時」と午後7時開始の試合出場は微妙だ。ブラントの復帰も不透明で「いるメンバーでやるだけ。修正して次に向かいたい」と、指揮官。連敗ストップへ、全力を傾ける。

(塩沢 武士)

スポーツ報知

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