『フィアット・パンダ』の4WDモデル”4×4′′に、2気筒ツインエア+6速MTの限定車

2018年11月19日(月)14時45分 AUTOSPORT web

 イタリアの誇る実用コンパクト『フィアット・パンダ』の四輪駆動モデル“4×4”グレードに、イタリアを象徴するトリコローレの3色をボディカラーに設定した限定モデル『Panda 4×4 Italiana(フォーバイフォー・イタリアーナ)』が登場。11月1日より150台限定で発売開始となっている。


 フィアットが誇る最新技術を結集し、同ブランドのコンパクトモデルを中心に展開されているツインエアを搭載した今回の限定車は、875ccの直列2気筒8バルブマルチエアインタークーラー付ターボにELD(電子式ディファレンシャルロック)を核とした4輪駆動機構を組み合わせた、実用のなかにも遊び心を忘れないフィアットらしさあふれる1台となっている。


 サウンドが特徴な2気筒ターボは、直噴技術に加え同社自慢のエアバルブ機構を採用。85PSの最高出力に加え、最大トルク145Nmをわずか1900回転から発生するなど875ccとは思えないフレキシビリティを備える。


 また、コンソールに配されたECOスイッチ使用時には、それぞれ出力を77PS/100Nmにまで抑え、JC08モード燃費15.5km/リットルの省燃費性能も実現している。

エクステリアではPanda 4×4専用となる15インチアルミホイールやフロント・リヤバンパーなどを装備
ELD(電子式ディファレンシャルロック)や、燃費を助けるECOスイッチも備わる


 そのエンジンに組み合わせるトランスミッションには6速マニュアルが採用され、コンパクトカーならではの軽快な走りを実現すると同時に、オフロードではELD(電子式ディファレンシャルロック)を採用した4輪駆動システムにより、タイヤの空転を抑制し安定した走行を確保するなど、いかなる状況でも安定した走りが可能となっている。


 エクステリアではPanda 4×4専用となる15インチアルミホイールやフロント・リヤバンパーなどの装備が特別な世界観を演出すると同時に、ネーミングのとおりボディカラーにはイタリアを連想させるトスカーナ・グリーン、アイス・ホワイト、アモーレ・レッドの3色を設定。


 トスカーナ・グリーンとアイス・ホワイトのボディカラーには、グレーのインストルメントパネルにダークグレー/グリーンのPanda 4×4専用ファブリックシートを備えたインテリアカラーを採用。アモーレ・レッドのボディカラーには、レッド/グレーのシートが装備される。


 限定台数は全150台となり、その内訳はトスカーナ・グリーン60台、アイス・ホワイト60台、アモーレ・レッド30台。価格は255万9000円となっている。

「丸四角い」スクワークルのモチーフが反復される独自のインテリアに、6速MTのシフトレバーが存在感を主張する
エクステリアカラーに合わせたPanda 4×4専用ファブリックシートを採用する


公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/limited/panda-4x4italiana/


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