バルセロナ、1失点敗戦で3戦ぶり黒星…アトレティコは5連勝で暫定2位に

2020年11月22日(日)6時56分 サッカーキング

決勝点をあげたヤニック・フェレイラ・カラスコ [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)第10節が21日に行われ、アトレティコ・マドリードとバルセロナが対戦した。

 暫定8位のバルセロナが暫定3位のアトレティコ・マドリードのホームに乗り込んだ。今夏バルセロナからアトレティコ・マドリードに移籍したルイス・スアレスは16日に新型コロナウイルス陽性反応が確認されたため招集外となっている。バルセロナは負傷から復帰したフィリペ・コウチーニョがベンチ入りを果たした。また、先発したアントワーヌ・グリーズマンにとっては古巣との一戦となった。

 バルセロナは3分、ウスマン・デンベレのクロスからアントワーヌ・グリーズマンがゴール至近距離でシュートを打ったが、枠を捉えることはできなかった。アトレティコ・マドリードは5分、ペナルティエリア手前からサウール・ニゲスが左足で強烈なシュートを放つが、これはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンにセーブされる。

 さらにアトレティコ・マドリードは12分、ペナルティリア内右の位置でスルーパスを受けたマルコス・ジョレンテが右足でシュート。しかし、惜しくもクロスバーにきらわれた。バルセロナは41分、リオネル・メッシがペナルティエリア内左の位置でボールを受けると、ドリブルから左足でシュート。しかし、GKにセーブされた。

 アトレティコ・マドリードは前半アディショナルタイム3分、自陣でボールを奪いカウンターを仕掛ける。アンヘル・コレアが相手ディフェンダーの裏へロングボールを送ると、飛び出してきたGKテア・シュテーゲンがヤニック・フェレイラ・カラスコと入れ替わってしまう。カラスコが無人のゴールにボールを流し込み、先制点を奪った。

 1点ビハインドで後半へ折り返したバルセロナは57分に決定機。メッシが左サイドから中央へ切り返して右足でクロスをあげると、クレマン・ラングレがヘディングで合わせる。しかし、ボールはGKの正面を突き、同点とすることはできなかった。ボール保持率もシュート数も上回るバルセロナだが、なかなかアトレティコ・マドリードのゴールを割ることができない。

 バルセロナは82分、メッシが右サイドからクロスをあげ、グリーズマンがヘディングで合わせる。しかし、これもGKの正面を突いた。試合はこのまま終了。アトレティコ・マドリードがバルセロナを下し、リーグ戦5連勝。暫定2位に浮上した。バルセロナは3戦ぶりの黒星となり、暫定10位となった。

 次節、アトレティコ・マドリードは28日にアウェイでバレンシアと、バルセロナは29日にホームでオサスナと対戦する。

【スコア】
アトレティコ・マドリード 1−0 バルセロナ

【得点者】
1−0 45+3分 ヤニック・フェレイラ・カラスコ(アトレティコ・マドリード)

サッカーキング

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