KTMのレースマネージャー、マイク・レイトナーが辞任。今後はコンサルタントに移行/MotoGP

2021年11月25日(木)23時21分 AUTOSPORT web

 11月25日、ロードレース世界選手権に参戦しているKTMファクトリー・レーシングは、チーム代表のマイク・レイトナーが離脱することを発表した。


 レイトナーは、MotoGPクラスにファクトリーチームとして参戦するテストチームを発足させた2015年からKTMのプロジェクトを牽引した人物だ。それから現在までレッドブルKTMレースマネージャーとしての役割を担っている。


 KTMがMotoGPにフル参戦を開始した2017年から2021年までのわずか5年で5度の優勝と13度の表彰台を獲得。特に2020年からは飛躍を遂げ、コンスタントに表彰台や優勝を飾ることのできるチームへと導いた。


 しかし、今年でチーム代表としての役割を終え、今後はコンサルタントに移行することを発表した。

2021年MotoGP第11戦オーストリアGP:ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)


 KTMのモータースポーツディレクターを務めるピット・バイラーは「マイクはロードレースの世界で最高の相手と戦うという我々の使命において重要な人物だった」とコメントした。


「我々はともにMotoGPの体制を作り上げ、適したスタッフ、適したライダーとスポーツの頂点で卓越した結果を達成した。我々は白紙の状態からRC16とすべての計画の構築を始め、彼の指導のもとでMotoGPへの挑戦に向けて素晴らしいチームを編成した」


「7年の歳月を経た今、私たちは将来のためにMotoGPのリーダーシップを再編成することを決めた。このプロジェクトに尽力してくれた彼には、言葉では表せないほど感謝している。マイクはグリッドの後方から最前列に引き上げるために懸命に努力してくれたし、彼の献身的な努力は我々のサクセスストーリーにおいて、大きな役割を果たしている」

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