神戸が悲願のJ1初優勝! ホーム最終戦で名古屋に辛勝、史上11クラブ目の頂点に

2023年11月25日(土)15時56分 サッカーキング

名古屋戦で2点目を挙げた神戸の武藤嘉紀 [写真]=Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第33節が25日に行われ、ヴィッセル神戸と名古屋グランパスが対戦した。

 24日に2位の横浜F・マリノスがアルビレックス新潟と痛恨のスコアレスドローに終わり、神戸はこの試合に勝てば悲願のJ1リーグ初優勝が決まる状況で試合を迎えた。

 序盤から押し込む神戸は、12分に幸先よく先制に成功する。大迫勇也がペナルティエリア手前で相手を背負いながらボールを収め、相手DFラインの背後に絶妙のスルーパスを供給。抜け出した井出遥也が右足でゴール右上隅へと流し込んだ。

 14分、神戸があっという間にリードを広げる。左サイドに流れた大迫が、ペナルティエリア左から低く速いクロスを供給。ゴール前の武藤嘉紀が右足インサイドでダイレクトシュートを放ち、ゴールへ流し込んだ。

 名古屋は30分に1点を返す。相手GK前川黛也のロングボールを藤井陽也が頭で跳ね返すと、ボールはそのままゴール前まで飛ぶ。これを収めたキャスパー・ユンカーが相手DFに寄せられながらも、左足でゴールにねじ込んだ。

 名古屋は41分にも神戸のゴールを脅かす。右サイドを切り裂いた和泉竜司の折り返しにユンカーが合わせたものの、ゴールラインの手前で相手DF山川哲史にブロックされて得点には至らず。試合は神戸の1点リードで折り返す。

 一進一退の攻防が続くなか、名古屋は76分に絶好機が訪れる。左サイドの深い位置から永井謙佑が折り返し、ゴール前の前田直輝が利き足ではない右足で合わせたものの、クロスバーを叩いて同点とはならない。

 最後は押され気味の展開となった神戸だが、体を張った守備で序盤のリードをなんとか守り切った。神戸はJリーグ参入27年目にして、史上11クラブ目となる初優勝を成し遂げた。

 最終節は12月3日に行われ、神戸は敵地でガンバ大阪、名古屋はホームで柏レイソルと対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸 2−1 名古屋グランパス

【得点者】
1−0 12分 井出遥也(神戸)
2−0 14分 武藤嘉紀(神戸)
2−1 30分 キャスパー・ユンカー(名古屋)


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