DF平川忠亮が現役引退を表明…浦和一筋17年「一つの後悔もありません」
2018年11月26日(月)11時7分 サッカーキング
現役引退を決断した平川は、浦和のクラブ公式HPにコメントを掲載。周囲への感謝を綴った。
「今シーズンをもって、引退する決断をしました。ファン・サポーターのみなさんをはじめ、ホームタウンやパートナー企業のみなさんなど、本当に多くの方が僕や浦和レッズを支えてきてくれました。チームメートやチームスタッフ、そしてクラブも含め、すべての方に感謝しかありません。17年のプロサッカー人生というのは、自分の想像をはるかに超える期間でした。やりきった思いが強く、一つの後悔もありません。そして、浦和レッズというクラブで過ごせたことは、本当によかったと感じています。今後については、クラブと一緒にどのような形がよいか考えているところです。また、あらためてご報告できればと思います」
「浦和レッズのファン・サポーターは、温かいサポートをするだけではなく厳しい面もありました。でも、それが自分の成長につながったと思っていますし、あらためて、みなさんには感謝を伝えたいです。最終節の試合後には、みなさんに挨拶をさせてもらうことになると思いますが、湿っぽくはしたくありません。ぜひ、みなさん、スタジアムにお越しいただいていつもどおり共に戦い、勝利を勝ちとりましょう」
現在39歳の平川は静岡県出身で、2002年に筑波大学から浦和に加入し、プロキャリアをスタートさせた。2006年にはJ1優勝、翌2007年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を経験。現役生活17年間を浦和で過ごし、7つのタイトル獲得を味わった。これまでの通算成績は、J1リーグ戦335試合出場9得点、JリーグYBCルヴァンカップ(前Jリーグヤマザキナビスコカップ)67試合出場1得点、天皇杯全日本サッカー選手権大会23試合出場0得点、ACL24試合出場0得点。今季はここまでJ1で2試合に出場したのみだった。