剛腕タイソンよりも評価! カナダメディアが井上尚弥を“史上最も怖いボクサー10人”に選出「簡単に恐怖のどん底に」

2023年12月1日(金)18時11分 ココカラネクスト

数多の猛者たちを打ち破ってきた井上。その快進撃はまだまだ止まらない。(C)Getty Images

 日本が生んだ“モンスター”の規格外の強さに最大級の賛辞が送られた。

 現地12月1日、カナダの格闘技専門サイト『The Sportster』は「史上最も怖いボクサー10人」と銘打った特集記事を掲載。そのなかでボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)を全体3位に選出した。

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 過去の実績を見れば、必然の選出ではある。プロキャリア25戦無敗(22KO)を誇る井上は、今年7月に「難攻不落」と言われたスティーブン・フルトン(米国)を8回TKOで撃破。スーパーバンタム級での初陣にして2団体統一王者となった。

 来る12月26日に東京・有明アリーナで行われるWBA&IBF世界同級2団体統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)と4団体統一戦に勝てば、史上2人目の2階級での4団体統一を果たす井上。そんな快挙に迫るモンスターを『The Sportster』は、「ナオヤ・イノウエは日本からやってくるゴジラ以来の恐るべき存在かもしれない」と褒めちぎっている。

 3位よりも前に選ばれたのは、アルトゥール・ベテルビエフ(カナダ/7位)やジョージ・フォアマン(米国/5位)、マイク・タイソン(米国/4位)など、いずれも歴史的ファイターばかり。

 そんな異能の猛者たちを抑えてTOP3に選出された理由について同メディアは、「多くのボクサーが180センチ以上の選手に“恐怖”を感じるなかで、わずか175センチしかないイノウエというボクサーは、まるでレーザーのような精度と強度を誇るパンチと、圧巻のボディワークで相手を簡単に恐怖のどん底に陥れ、容易く崩す」と強調した。

 また、同メディアは22年6月に対戦したノニト・ドネア(フィリピン)による「これまで打たれた中で最もハードなパンチだった。倒れた瞬間に私は完全に頭が真っ白になった」というコメントを紹介。そのうえで「アメリカの『The Ring』誌でノックアウト・オブ・ザ・イヤーを2度も受賞しているドネアが『最も強烈なパンチ』と称するのは、イノウエの“怪獣クラス”のパワーを証明するものだ」と絶賛した。

 なお、同ランキングで1位に選ばれたのは、今年7月に史上初の2階級での4団体統一をやってのけたテレンス・クロフォード(米国)。「彼ほど『恐怖』という言葉がうってつけのファイターは存在しない」と評されている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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