「サムライを葬るつもりだ」決戦を前にしたクロアチア指揮官が日本を警戒!英メディアはベテラン長友佑都の「言葉」に注目

2022年12月5日(月)17時14分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 サッカー日本代表は、いよいよカタールワールドカップベスト8入りを懸けた一戦を迎える。日本にとって4度目の決勝トーナメントの戦いの相手は、前回大会準優勝、さらに1988年にも初出場で3位という好成績を残してきたクロアチアだ。

 これまでにないステージに進むための最後の壁は、この上なく高いものの、海外メディアでは日本チームの頼もしい声を伝えている。イギリスメディア『The Garden』では、決戦を前にした日本の長友佑都の意気込みにフォーカスしており、さらにクロアチアのズラタコ・ダリッチ監督の言葉も紹介している。

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「クロアチア戦に臨むサムライブルー」と銘打たれたトピックでは、冒頭よりチームを鼓舞するベテランの熱意を称え「DFユウト・ナガトモの熱いスピーチが、辛い記憶を癒すためのチームの一体感を象徴している」と記している。

 続けて「日本のサムライは世界的に有名ですが、私たちもサムライのように戦いたいと思います。明日は、勇気を持って戦う姿をお見せしたいと思います」などといった長友のコメントを掲載。それに対し同メディアは「ナガトモの叫びの背後には現実がある。ドイツ戦では27%、スペイン戦では18%という、1966年以来ワールドカップでの試合で最も低いポゼッション率で強豪撃破を達成した。決して屈することなく戦い続けることが、ノックアウトラウンドへの進出の要因だった」と指摘した。

 さらに同メディアは、前回のベルギー戦を含めた過去3度のベスト16の戦いを振り返りながら、目前に迫った「決戦」に挑む日本に対し「日本は月曜日、自分たちのサッカーの歴史から辛い記憶を消し去る必要がある」とエールも送っている。

 その一方で、対戦相手の指揮官の思惑も分析し「クロアチアのヘッドコーチであるズラトコ・ダリッチは、両チームの性格や、既成の秩序を覆すことに成功した誇り高いサッカー国家としての類似点があると考えている」と見解を述べた。

 加えて、ダリッチ監督による「私たちは、ベスト16の中で最も人口の少ない国だ。さまざまな困難な状況も乗り越えてきたうえでここにいる。そして、次の試合ではサムライを葬り去るつもりだ」といった試合への強い信念も綴っている。

 両国のW杯での対戦は今回で3度目となる。日本の命運を懸けた戦い、果たしてどんな結末を迎えるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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