平川亮がTOYOTA GAZOO RacingからWECフル参戦へ。小林可夢偉がドライバー兼チーム代表に就任

2021年12月6日(月)13時40分 AUTOSPORT web

 12月6日、WEC世界耐久選手権ハイパーカークラスに参戦するTOYOTA GAZOO Racingは2022年シーズンの体制発表を行い、2021年は全日本スーパーフォーミュラ選手権やスーパーGTで活躍した平川亮をWECのドライバーラインアップに加え、小林可夢偉がレギュラードライバー兼チーム代表になることが発表された。


 2021年のWECハイパーカークラスに新型ル・マン・ハイパーカー『GR010ハイブリッド』を投入したTOYOTA GAZOO Racingは、第4戦ル・マン24時間レースでは7号車のマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス組が優勝を飾り、可夢偉にとって悲願のル・マン制覇を成し遂げ、今季のドライバーズとチームタイトルを獲得している。


 そんなTOYOTA GAZOO Racingが12月6日に2022年シーズンに向けた体制発表を行い、来季のWECドライバーラインアップが明らかにされた。


 トヨタがWEC/ル・マンの最高峰クラスに復帰した2012年以来、LMP1およびハイパーカークラスに参戦を続けル・マン3連覇という金字塔をも打ち立て、11月3日にレギュラードライバーからの勇退を発表していた中嶋一貴はレーシングドライバーからの“現役引退”を明らかにし、その抜けた穴には、2021年までスーパーフォーミュラとスーパーGTで活躍した平川が収まることになった。


 平川は2021年もチームでテスト走行を行っており待望の世界選手権フル参戦となる。なお、平川はTEAM IMPULからスーパーフォーミュラへの継続参戦も明らかになっており、そんな平川のパートナーとなるのは、昨シーズンも8号車のステアリングを握ったセバスチャン・ブエミとブレンドン・ハートレーだ。


 WECフル参戦が決まった平川は「まずはモリゾウさんと佐藤プレジデントを初め、関係者のみなさま、このようなチャンスを与えて頂きありがとうございます。世界、ル・マン24時間へのチャレンジは僕の夢だったので、まずそこが叶ったので非常に楽しみしています。そして、まず少しでもチームに慣れ、結果で恩返しができるように頑張ります」と語った。


 そして僚友となる7号車のドライバーラインアップに変更はなく、コンウェイ/可夢偉/ロペス組となることがチーム代表にも就任した可夢偉の口から明らかになっている。


TOYOTA GAZOO Racing
2022年WEC世界耐久選手権 ドライバーラインアップ



















NoTeamDriver
7TOYOTA GAZOO Racingマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス
8TOYOTA GAZOO Racingセバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮


7号車ドライバー兼WECのTOYOTA GAZOO Racingチーム代表に就任した小林可夢偉

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