「おそらく2択で悩んでいた」ソフトバンクの近藤健介獲得に球界OBが言及!「決め手は環境じゃないかな」

2022年12月13日(火)6時0分 ココカラネクスト

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 今オフFA市場の目玉がついに決断を下した。

 12月12日、日本ハムから海外フリーエージェント(FA)権を行使していた近藤健介外野手が、ソフトバンクと合意したことが分かった。残留を要請していた日本ハムの他に、西武、オリックス、ロッテなど計5球団が獲得に乗り出していたが、ソフトバンクが熾烈な争奪戦を制した。

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 横浜や日ハムでプレーし、日本代表でもコーチ経験のある野球解説者の高木豊氏は、12月12日までに自身のYouTubeチャンネルを更新し、近藤のソフトバンク入りについて言及した。高木氏は動画の冒頭で、「おそらくソフトバンクか日本ハム残留の2択で悩んでいたんじゃないかな」と自らの見解を示した。

 ソフトバンクは総額で6年35億円規模の金額を提示したと見られているが、近藤獲得のメリットについては、「ソフトバンクは近藤に3番とかを打ってもらいたいだろうし、出塁率の高さを考えると、1、2番の可能性もあるよね。勝負強さだけを考えると、5、6番にも置く可能性がある。近藤はすごく使い勝手のいい選手なだけに、ソフトバンクはどうしても欲しかったんじゃないかなと思う」と、どの打順でも任せられる使い勝手の良さを語った。

 一方で、打線の中心選手の放出が決まった日本ハムについて、高木氏は「日本ハムからしたら、非常に困ったね。若手中心で試合に慣れるという段階の選手が多い中、安定感抜群で近藤が一番計算ができる野手だった。そういう選手を失ったというのは頭が痛いだろうね。誰かを代わりとして作っていかないといけない」と話した。

 5球団が近藤獲得に向けて動いていたと見られるが、ソフトバンク入りの決め手については、「決め手は環境だと思うよ。博多はご飯も美味しいし、生活をするにはとてもいい場所だよね」と、生活面での良さを挙げた。また、「あともう一つは、ソフトバンクが優勝に1番近いチームということ。柳田や甲斐がいたり、栗原がいたりだとか、オリンピック、WBCで関わった選手が多い」とソフトバンクの強さも理由の1つとして挙げ、「生活面、チームの強さもそうだし、金額を1番出したのがソフトバンクだと思う。総合的に見ても断る理由がなかったんじゃないかな」と、高木氏は自らの見解を述べた。

 年内をめどに熟考していた近藤だが、ソフトバンク入りを決めた。ヒットメーカーの新天地での活躍に大きな注目が集まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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